『MINAMATA -ミナマタ-』('21初鑑賞69・劇場)

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☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
9月25日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて
13:55の回を鑑賞。字幕。

見どころ:
日本における水俣病の惨事を世界に伝えたアメリカの写真家、ユージン・スミス氏の日本での取材を描くヒューマンドラマ。1971年から1974年の3年間にわたり、水俣で暮らしながら公害に苦しむ人々の日常と、闘いの日々を撮影した写真家を描く。
『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などの製作を務めたアンドリュー・レヴィタスが監督を手掛け、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのジョニー・デップが主演を務め、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮らが共演する。

あらすじ
1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。

(シネマトゥデイ)

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学校の授業でも習った水俣病。この惨事を写真を通して世界に知らしめた写真家ユージン・スミス氏の活動を描くドラマ。実話を元にしています。

 アメリカ映画で日本(熊本)の水俣病の作品を作ること、主演がジョニー・デップであることで、何年も前から興味がありました。

当然、日本人の俳優もたくさん出演。
監督のこだわりで、日本人の役はちゃんと日本人が演じ、ちゃんと日本語(熊本弁)で喋っています。
そのことでも、当たり前のことだけど、びっくりした。(アメリカ映画だと中国系や韓国系が演じる変な日本人が多いので)

映画としては、ユージン・スミスさんが、報道写真の歴史に残る写真を撮るまでの日々がメインに、水銀を含んだ有毒廃液を垂れ流す企業チッソと被害者側の戦いが描かれ、作品としても緊迫感あふれ、見応えある骨太な作品でした。

真田広之、加瀬亮、浅野忠信、國村準などの日本人俳優の魂こもった演技も素晴らしかった。
坂本龍一の音楽も素晴らしく、(ラストエンペラーっぽい曲もあった)、クライマックスの伝説の写真を撮る場面では思わず涙。
生まれつき障害を持った長女を入浴させる母親の写真(場面)は、美しくもあり、残酷さも見せつけられました。

間違いなく今年 絶対観るべき映画の一つです。

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MINAMATA-ミナマタ- (2020)
2021年9月23日公開 115分

映画詳細データ
英題:MINAMATA
製作国:アメリカ
提供:ニューセレクト
 カルチュア・パブリッシャーズ
提供・配給:ロングライド
配給:アルバトロス・フィルム
技術:カラー/ビスタ

スタッフ
監督:アンドリュー・レヴィタス
脚本:デヴィッド・ケスラー
 ステファン・ドイタース
 アンドリュー・レヴィタス
 ジェイソン・フォーマン
原案:W・ユージン・スミス
原案・著:アイリーン・M・スミス
撮影:ブノワ・ドゥローム
美術:トム・フォーデン
編集:ネイサン・ヌーゲント
衣装:モミルカ・バイロヴィッチ
音楽:坂本龍一
音楽監修:バド・カー
キャスティング:奈良橋陽子
製作:サム・サルカール
 ビル・ジョンソン
 ガブリエル・ターナ
 ケヴァン・ヴァン・トンプソン
 デヴィッド・K・ケスラー
 ザック・エイヴァリー
 アンドリュー・レヴィタス
 ジョニー・デップ

キャスト
ジョニー・デップ(W・ユージン・スミス)
真田広之(ヤマザキ・ミツオ)
國村隼(ノジマ・ジュンイチ)
美波(アイリーン)
加瀬亮(キヨシ)
浅野忠信(マツムラ・タツオ)
岩瀬晶子(マツムラ・マサコ)
キャサリン・ジェンキンス(ミリー・マシーナ)
青木柚(シゲル)
ビル・ナイ(ロバート・“ボブ”・ヘイ)

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