『スパイダーマン:ホームカミング』('17初鑑賞91・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
8月12日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 15:35の回を鑑賞。 2D:字幕版。
見どころ:
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などのトム・ホランドを主演に迎えたヒーローアクション。
血気盛んなスパイダーマンが、突然出現した怪物に戦いを挑む姿を活写する。
アイアンマンとして数々のマーベル作品に出演してきたロバート・ダウニー・Jrや、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンらが共演。
新人ヒーローの成長ぶりに目を見張る。
あらすじ:
15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。
まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。
スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し……。
(シネマトゥデイ)


ここ数年で、2度目のリブート。 しかも今回は、映画会社の垣根を超えて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)・・・つまり、アベンジャーズの一員としてのリブート作品です。
映画は『アベンジャーズ』1作目の直後のニューヨークから。
宇宙(チタウリ)からの攻撃の残骸を回収している民間業者の男。 この方が、のちのヴァルチャー(マイケル・キートン)。 トニー・スタークから仕事を奪われ、こっそり回収物を横領。
そして数年後、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』登場時の、ピーター・パーカー自身による自撮り。
キャプテン・アメリカの盾を奪ったことで少々得意になっています。
トニーからは、ご近所だけで活躍しとけと忠告され、次の機会を電話にて待つことに。
で、高校生活・・・といった、ヒーローものというよりは、どこにでもいる少年の青春ストーリーといった感じ。
ピーターがなんで、こんな特殊能力を持ったか?という疑問は、「蜘蛛にかまれた」というセリフだけで解決。
スターウォーズ・フリークで、おデブな相棒との日常。
ピーターがスパイダーマンだということも、あっさりバレてしまいます。(笑)
中盤以降は、スーツのリミットも開放され、AIのおせっかい(声はジェニファー・コネリー)が笑えます。
心ときめく女子に対して、「さあ、今告白するチャンスよ」とか。
このあたり、サム・ライミ監督版のオマージュもチラホラと。
船が真っ二つに割れるところは、サム・ライミ版の2作目の地下鉄暴走を止める場面(名場面)のオマージュと思える。
また、スパイダーマンに登場する悪役は、根っからのワルではなく、どこか人間味のある悪役ばかりなのだが、今回のヴァルチャーも、まさかの展開。あの子の父親とはね。
そして、アイアンマンことトニー・スタークとポッツの関係も進展
ピーターが、トニーの予想外の大人な回答をしたもんだから、せっかく招いた報道陣の前で・・・
・・・・・というわけで、新シリーズは、今まで以上に楽しくライトな感覚。
これから、アベンジャーズの面々とどう関わっていくのか、また、『スパイダーマン』としてのさらなる悪役との闘いにおおいに期待したいと思います。
とにかく、面白い作品でした。(*^-^*)
サム・ライミ監督版『スパイダーマン3』の感想はコチラ
マーク・ウェブ監督版『アメイジング・スパイダーマン』の感想はコチラ
マーク・ウェブ監督版『アメイジング・スパイダーマン2』の感想はコチラ
マーベル作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の感想はコチラ

(C) Marvel Studios 2017. (C) 2017 CTMG. All Rights Reserved.
英題:SPIDER-MAN:HOMECOMING
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年8月11日
上映時間:2時間13分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カラー/シネスコ
スタッフ
監督: ジョン・ワッツ
製作: ケヴィン・ファイギ
撮影: サルヴァトーレ・トチノ
キャスト
ピーター・パーカー/スパイダーマン: トム・ホランド
エイドリアン・トゥームス/バルチャー: マイケル・キートン
ハッピー・ホーガン: ジョン・ファヴロー
ミシェル: ゼンデイヤ
メイおばさん: マリサ・トメイ
トニー・スターク/アイアンマン: ロバート・ダウニー・Jr
リズ: ローラ・ハリアー
ネッド: ジェイコブ・バタロン
トニー・レヴォロリ
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