『レッド・ファミリー』('14初鑑賞71・劇場)




☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
10月11日(土) シネリーブル神戸 スクリーン2にて 14:55の回を鑑賞。


チェック:
『アリラン』『嘆きのピエタ』などの鬼才キム・ギドクが、脚本、編集、エグゼクティブプロデューサーを務めた異色のドラマ。
家族を装って韓国に潜入する北朝鮮の工作員たちが、次第に階級の壁を乗り越えて奇妙な絆で結ばれていくさまを追う。

監督を務めるのは、本作が初の長編作となるイ・ジュヒョン。
『人形霊』などのキム・ユミ、『大韓民国1%』などのソン・ビョンホら実力派俳優が共演。
ハートウオーミングかつスリリングな物語の中に、南北分断の現状も垣間見える作品。

ストーリー:
誰もがうらやむ理想の家族を絵に描いたような一家。だがその正体は、母国からの密命を遂行するために韓国に潜入している北朝鮮の工作員チーム、サザンカ班だった。
表では仲むつまじい4人家族だが、玄関のドアを閉めると階級を重んじ、母国の命令を順守するスパイ集団となる。何かと押し掛けてくる隣人一家を資本主義の隷属者と見下しながらも彼らに憧れを抱き、互いの階級を忘れて家族的な絆を育むようになる4人。そんな中、メンバーの一人が母国に残した妻子が脱北に失敗したとわかり……。









今作を観る前に、キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』を鑑賞しました。
この監督がどういう作風なのか興味があったので。

この『レッド・ファミリー』はキム・ギドク脚本・編集・製作総指揮なので、監督ではありません。


冒頭、仲のいい家族が旅行中。途中、事故を起こして、事故車の写真をとりつつ、韓国の軍事施設をしれっと撮影。
家のおとなりさんは、いつもケンカをしている家族。愛想よく挨拶して、家に入ったとたん、「なんだあの事故の起こし方は!!」と激しい叱責が飛ぶ・・・といった具合に、ちょっとコメディの要素も入った作品です。


北朝鮮からのスパイ:サザンカ班の4人は仲のいい家族のようにふるまって諜報活動をしています。
となりの家族を資本主義の奴隷と罵りつつも、どこか、羨ましさも感じながら。


韓国映画らしく、殴る・蹴るといった暴力描写も相変らずエゲツナイです。
ですが、クライマックスの船上での場面は胸が締め付けられそうになります。


そうそう何度も観たいとは思いませんが、観て、損はない作品だと思います。







2013年/韓国/100分/ビスタ/
監督:イ・ジュヒョン/製作総指揮・脚本・編集:キム・ギドク/
出演:キム・ユミ、ソン・ビョンホ、チョン・ウ、パク・ソヨン/




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