『キャプテン・フィリップス』('13初鑑賞101・劇場)




☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
11月30日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 13:00の回を鑑賞。


解説:
2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。
船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。

原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。
『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。
船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。

あらすじ:
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。
武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。
船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。

(シネマトゥデイ)








最初から最後まで緊張感が半端なく持続する、息をもつかせないものすごい展開。

ポール・グリーングラス監督作品では『ボーン・アルティメイタム』が最高傑作だと思いますが、今作も負けず劣らずの傑作です。


トム・ハンクスの確かな演技力あっての作品ですよね。
ごくごく普通のオヤジが、海賊に拉致されての攻防。


その間にアメリカ海軍やシールズの行動を合わせて描き、エンタメとしても見応えのあるものになっております。


この一見地味な場面、船長と海賊たちのやりとりをだれることなく、緊張感をずーっと持たせながら描き、怒涛のクライマックスへと流れ込む。

それまで、感情を抑え込んでいた船長が、命を奪われそうになり感情が爆発する場面は、思わずもらい泣き・・・感動とかじゃなくて、自分もその場にいるような感覚になり、まさに追い詰められたような状態で涙があふれた。

そして救出されて、医務室での看護師とのやりとりでも、まだ子供の海賊の返り血を浴びて、とめどなく泣けてしまう場面の演技も、ほんっとにすごいと思う。


忘れてはいけないのは、海賊を演じた役者さんたち。
なぜ海賊になってしまったのか、その風貌(役作り)を観ただけで、おのずと理解できてしまう。
仲間からも”ガイコツ”と呼ばれるほどガリガリの身体。
貧困のどん底での生活、やむに止まれぬ海賊行為。

そういう部分もさりげなく描いた監督の視点は見事だと思います。
決してアメリカ万歳だけで終わっていない。


とにかく、観終わった後は疲れた。
これほど疲れる映画はそうそうない。でも、良い映画をみた充実感があります。








2013年/アメリカ/134分/シネスコ/
監督:ポール・グリーングラス/原作:リチャード・フィリップス 、ステファン・タルティ/
出演:トム・ハンクス、バーカッド・アブディ、バーカッド・アブディラマン/ファイサル・アメッド/
マハト・M・アリ/




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