平清盛 最終回「遊びをせんとや生まれけむ」




大河ドラマ『平清盛』ついに最終回(第50回)です。
大河ドラマが終わると、いよいよこの一年も終わりやなぁ・・・との思いが強くなります。

過去3年は、『坂の上の雲』の放送があったので、11月で最終回を迎えていましたが、今回からは、通常通りの放送となりました。


それでは、まずはあらすじから・・・


突然の熱病に倒れた清盛(松山ケンイチ)は生き霊となって、遠く伊勢・二見浦にいる西行(藤木直人)の目の前に姿を現す。はじめはひどく驚く西行だったが、話を聞くうちに事態を理解し、清盛の霊に死期が近いことを説く。京では高熱にうなされている清盛を、平家一門が祈るように見守っていたが、手の施しようもなかった。

一方、後白河法皇(松田翔太)は清盛危篤の報に接し、思いつめたように今様を歌い、踊り続ける。
「♪遊びをせんとや生まれけむ。戯れせんとや生まれけん♪」
生に執着する清盛の様子を見かねた西行は、思いやりあふれる言葉で諭す。そして西行の言葉でようやく自分の寿命を受け入れた清盛は一門の前でむくっと立ち上がり、「―きっと、わが墓前に、頼朝が首を供えよ!」と言い遺し、1181年の春、絶命する。64年の生涯だった。

西行は京の平家一門を訪れ、清盛の遺言を伝える。二見浦の庵で清盛と交わした最後の会話がみんなへの遺言だったのだ。西行の姿はいつしか清盛そのものとなり、それぞれに遺言が伝えられた。

その後も、平家は一連托生の強い絆のもとにそれぞれ戦った。源氏軍の侵攻により、都落ちを余儀なくされたのは1183年。この都落ちはそれぞれの行く末に多大は影響をもたらした。頼盛(西島隆弘)は清盛の遺言を受けて、平家の血を守ろうと考え鎌倉の頼朝(岡田将生)を頼った。侍大将の忠清(藤本隆宏)は伊勢で戦ったが捕縛され、斬首となった。その後、態勢を立て直した平家だが、一の谷で重衡(辻本祐樹)は捕らえられて斬首となり、逃亡した維盛(井之脇海)は後に入水して果てた。

壇ノ浦でも多くものが西海に散った。総大将の知盛(小柳友)は勇猛果敢に戦い、最後は錨を体に巻きつけて海に沈み、宗盛(石黒英雄)は死にきれずに海でもがいているところを捕縛され、のちに斬首された。徳子(二階堂ふみ)は捕らえられ、のちに出家して建礼門院となり、一門の菩提を弔う生涯を送った。時忠(森田剛)は配流された能登国で生涯を終えた。そして時子(深田恭子)は安徳天皇(田中悠太)を抱き、「海の底にも都はござりましょう」と言って海に身を投じた。鎌倉のとある館では捕縛された盛国(上川隆也)の姿があった。盛国はひと言も発せず、飲食を断ち、餓死による自害を選んだ。亡くなった盛国を弔う琵琶法師はかつて禿の長として京を震撼させた羅刹(吉武怜朗)だった。


平家を滅ぼした頼朝が、次に退けねばならなかったのは、弟・義経(神木隆之介)だった。身内同士で殺し合う苦しみをよく知る頼朝は、幾度もしゅん巡するが、最後には弟の追討を決意する。

1186年、頼朝のもとへ西行が訪ねてきた。西行は頼朝にも清盛の遺言を伝える。「まことの武士とはいかなるものか見せてみよ」という言葉をうけ、頼朝は自分の進むべき道を定めた。

1189年、奥州藤原氏を頼ろうとした義経は衣川で兵に襲われ、孤軍奮闘するも、弁慶(青木崇高)は多数の矢を受け立ち往生し、義経は自害して果てた。

1190年、頼朝は上京し、後白河法皇と対面した。後白河法皇は老いを感じさせるうつろな目で頼朝を迎えた。その一年後、後白河法皇は亡くなり、頼朝もその7年後に死んだ。そして頼朝が開いた幕府が滅んだ後の足利の世となって清盛が目指した国と国との交易が行われるようになった。

そして、海の中を落ちていく宋剣がある。その剣をつかんだのは、若き日の清盛だった。清盛は兎丸(加藤浩次)の声に導かれ、海の中にある館に入っていった。すると清盛の前に平家一門が笑顔で待っていた。「海の底にも都はありまする」、時子の声に振り向いた清盛は、夢中で遊ぶ子どものような笑みをたたえていた。
<完>








第1回の放送のあと、兵庫県の某知事の「画面が汚い」発言がケチのつけはじめ。

そのあと、猫も杓子もマスゴミも画面が汚いといいはじめ、視聴率低下という、散々な目にあってきた『平清盛』ですが、私個人としては、画面は「汚い」とは思わなかったし、むしろ今までの平安時代を描いてきた映像作品が「キレイすぎた」と思っています。

あんな、絢爛豪華な衣装を着けて生活してる奴なんか、ほんの一握り。
いまみたいに道路が舗装されているわけではなく、ちょっと風が吹けば、ホコリが舞うのは当たり前。



・・・清盛を演じた松山ケンイチの芝居は、ほんとに素晴らしいものがありました。
今回の最終回では、清盛が「わが墓前に、頼朝が首を供えよ!」と言い放ち絶命する場面のすごかったこと! 観てて鳥肌が立ちました。


残念なのは、やはり視聴率低下でたぶん、放送時間を削られてしまったのだろうと思える、足早な展開。

壇ノ浦での平家滅亡をもっとしっかり描くべきだったのではと思います。


たぶん、75分くらいの尺で描く予定やったんちゃうかな。
45分では、正直な話、義経の最期を描く必要はなかったのでは?


さらに、ナレーションで、鎌倉幕府滅亡のあと、足利(室町)幕府のことまで言及するのは、やりすぎではなかったかなと思います。


ですが、時代考証もリアリティがあって、素直にこの作品が大好きでした。
願わくは、最終回の完全版みたいなものを鑑賞したいものです。


とにかく、キャスト・スタッフのみなさん、渦巻く逆境のなか、よくぞ堪えて最後までがんばってくれました。そして、楽しませていただき心より感謝申し上げます。


いまは批判が多いこの作品ですが、時が過ぎれば名作と言われる日が来ると信じています。
ありがとうございました。


わたくし個人にとっても、この2012年は、厳しいことが多くてしんどい年でした。(^^;
それでも、途中かなり簡単で多少投げやりな感じにもなりましたが、全50回の感想・レビューをUPすることができました。

大河ドラマ・ファンのみなさま、おつかれさまでした。そして、『八重の桜』のレビューでまたお会いしましょう♪(*^^*)






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