『さや侍』('11初鑑賞82・劇場)




☆☆★-- (10段階評価で 5)
6月11日(土) 神戸国際松竹 スクリーン2にて 18:35の回を鑑賞。


解説:
『大日本人』『しんぼる』と、独特の視点と感性で作品を世に送り出してきた
ダウンタウン松本人志監督の長編第3弾。

侍として戦っていくことをやめた男と、そんな父を軽べつする娘のきずなや葛藤(かっとう)を、
独自の笑いと悲しみを交えて映し出す。

侍の男に、バラエティー番組「働くおっさん劇場」で人気を博していた野見隆明、その娘を
『僕の初恋をキミに捧ぐ』の熊田聖亜が演じる。
時代劇らしからぬ特異な設定など、
松本監督ならではの一筋縄ではいかない展開に注目したい。


あらすじ:
ある出来事により、侍として戦うことをやめ、刀を捨てた野見勘十郎(野見隆明)。
そんな父に対し、娘(熊田聖亜)は反発していた。

2人は、あてもなく旅をしていたのだが、無断で脱藩した勘十郎には懸賞金がかけられており、
とうとう捕まってしまう。
しかし、奇人として世間では有名だった殿様から「30日の業」に成功したら、
無罪にすると言われ……。
(シネマトゥデイ)








松ちゃんの作品の中では最も映画らしい作品だと思いました。
でも、彼の作品全部(『大日本人』『しんぼる』『さや侍』)に言えることだが、
2回観たいとは思わないです。(^^;;


この映画、観た時は自分の中で、今よりも評価は高かったんです。
ですが、時間が経って、この作品のことを考えていくうちに、評価は低くなってきました。


松本監督特有のシュールなギャグは健在。
映画前半には解りやすいギャグが連続して、劇場内はそれなりに笑いが起こっていました。


野見勘十郎のすべりっぱなしのギャグを見かねて、娘が絶妙のタイミングで
「自害しましょう!」と言う場面では噴き出してしまいました。(^-^)


野見さんのがんばりっぷりに、涙。 素人のおっさんがよーがんばったなぁ。
クライマックスの野見さんの表情にぐっときましたよ。



さて、これより先、ネタばれあります。そして、かなり辛口になります。




















切腹の場面の必要性に疑問あり。
個人的な感覚なので、ある意味自分の感覚は日本人らしくないのかもしれない。


でも、時代劇やから、侍やからという理由で、安易にこの場面を描くものではない!!
そして、ここで涙をもらおうと考える作り手の考えがいやらしく思える。
美化したらあかんのや。 


特にこの作品では、ギリギリの選択ではなかった。
最後に笑いをとれば、生き残れた。
私には、「逃げた」としか見えない。

野見勘十郎、ひとり残された娘はどないすんねん!!!(怒怒怒)


松本監督やったら、もっと良い展開を考えついたはずやと思います。
とにかく、私にとっては、この展開・この場面のせいで、全てが水の泡になったような感覚です。

非常に残念。。。。。






ただし、最後の手紙⇒歌の場面は感動的。
この手紙の一節&歌詞は、松本監督の人生哲学(仏教哲学に通じる)が色濃く反映している
ように思います。









でも嫌いな映画。








2011年/日本/松竹、吉本興業/103分/ビスタ/
監督・脚本:松本人志/
出演:野見隆明、熊田聖亜、板尾創路、柄本時生、りょう、ROLLY、腹筋善之介、伊武雅刀、國村隼/



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