『家へ帰ろう』('20初鑑賞04・WOWOW)

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☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
1月18日(土) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。字幕版。

見どころ:
アルゼンチンに住む男性が、ポーランドの親友に会いに行く様子を描いたロードムービー。
旅の途中で出会う人々に助けられながら目的地を目指す主人公の姿が映し出される。
『タンゴ』などのミゲル・アンヘル・ソラ、『靴に恋して』などのアンヘラ・モリーナが出演し、パブロ・ソラルスが監督と脚本を担当した。

あらすじ:
アルゼンチンのブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立屋、アブラハムは、70年以上会っていないポーランドの親友に、最後に仕立てたスーツを渡そうと思い立つ。
その親友は、ユダヤ人のアブラハムがホロコーストから逃れた際に助けてくれた命の恩人だった。
アブラハムは、マドリード、パリを経由して目的地に向かうが、道中さまざまな困難が襲う。

(シネマトゥデイ)

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主人公はアルゼンチンに住む88歳の頑固ジジイ。
自分の右足にツーレスと名前を付けて、長年住んだ家を娘たちに追い払われそうな(介護ホームに行けと言われた)状況。
ふと思い立ち、立ち退きの前日の晩に、生まれ故郷のポーランドへと旅立ちます。

いわゆるロード・ムービー。
アルゼンチンからスペイン・マドリードへ向かう飛行機内でミュージシャン(?)の青年と出会い、マドリードではホテル経営の女性と出会い、なんだかんだで一文無し。喧嘩別れした娘と再会して(娘の腕のタトゥーが意味深い)、フランスまで行ってワルシャワに向かうが、ドイツを経由(乗り換える)ことでひと悶着。

ここでこの爺さんが、ナチのホロコーストを生き延びたことが描かれ、ポーランド行の目的が、その時 命を助けてもらった、兄弟同然の友人に爺さんが仕立てたスーツを渡すことと判明。

なので、どうしても行かなきゃならないが、ドイツには一歩も足を付けたくない!!

そこで、ドイツ人の女性と出会い、なんだかんだで、列車で倒れて目が覚めるとワルシャワ。

出てくる人たちが、なんやかんやで良い人ばかりで、現実的でないとおっしゃる方もいますが、すごく感動で、ラストは号泣でありました。

非常に地味な作品ですが、爺さんの口から語られる、ホロコーストのリアルな話と、現在の街の風景(ロード・ムービーの醍醐味)が美しく、上映時間も手ごろで(若干つめこんだなぁという印象ですが)観る価値のある作品でした。

ぜひご覧ください♪

ちなみに、WOWOWの放送は2Kですが、今回4Kレコーダー&4Kテレビのアップコンバートでの鑑賞で、映像の情報量の違いに感嘆。もと2Kの映像でもこれだけ違うことにびっくり。
ホントその場にいるような映像でした。(^-^)


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(C) 2016 HERNANDEZ y FERNANDEZ Producciones cinematograficas S.L., TORNASOL FILMS, S.A RESCATE PRODUCCIONES A.I.E., ZAMPA AUDIOVISUAL, S.L., HADDOCK FILMS, PATAGONIK FILM GROUP S.A.

家へ帰ろう (2017)
2018年12月22日公開 93分

映画詳細データ
英題:THE LAST SUIT
製作国:スペイン/アルゼンチン
配給:彩プロ
技術:カラー/シネマスコープ/5.1ch

スタッフ
監督・脚本
パブロ・ソラルス
音楽
フェデリコ・フシド
撮影
フアン・カルロス・ゴメス

キャスト
ミゲル・アンヘル・ソラ(アブラハム)
アンヘラ・モリーナ(マリア)
オルガ・ボラズ
ユリア・ベアホルト
マルティン・ピロヤンスキー
ナタリア・ベルベケ

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