『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』('19初鑑賞57・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
8月30日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて
13:45の回を鑑賞。字幕版。
見どころ:
『ジャンゴ 繋がれざる者』のレオナルド・ディカプリオ、『イングロリアス・バスターズ』のブラッド・ピットとクエンティン・タランティーノ監督が再び組んだ話題作。
1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代をタランティーノ監督の視点で描く。
マーゴット・ロビー、アル・パチーノ、ダコタ・ファニングらが共演した。
あらすじ:
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。
彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。
(シネマトゥデイ)


クエンティン・タランティーノ9本目の監督作品。
1969年のハリウッドが舞台の、史実・フィクション(ファンタジー)織り交ぜた群像劇(?)かな。
ネタバレなし。
映画を観る前に、この年のシャロン・テート惨殺事件、マンソン・ファミリーをググるなどして、必ず予習しましょう。
主役は、かつては映画スター、今は落ち目のTV俳優のディカプリオと、彼のスタントマン兼運転手(何でも屋)のブラピ。
ディカプリオの隣に、ロマン・ポランスキー&シャロン・テート夫妻が引っ越してきて数か月。
映画前半・・・というか大半は、冴えない俳優とスタントマンの日常を描いており、タランティーノらしいバイオレンス描写も驚くほど無くて、淡々と進行。その中でも、ブルース・リーやスティーブ・マックィーンも登場。(そっくりさんらしいが、マックィーンはホントそのまんま。ブルース・リーはサングラス取るとあんまり似てない(^^;;)
タランティーノ作品の常連俳優も多数出演。
シャロン・テートが自分の出演作を映画館で観る場面がすごく良い。
(足の裏、汚い)
ブラピがマンソン・ファミリーの女の子を車に乗せ
(足の裏、汚い)
かつての撮影所(ファミリーの住処)に行くところ、TVドラマの劇判音楽と相まって、不気味さが高ぶります。
さて、ラスト13分云々と言うのは、史実をしっかり知っておかないと意味がありません。
ここは、タランティーノが最も愛を込めた場面だと思われ、バイオレンスもいきなり全開になり(そこまでやるか?!)それまでノスタルジックだった作風が一気にB級アクションに変わります。・・・・こう、あってほしかったと心底思ったんでしょうね。
2時間40分ある長尺な作品ですが、時間を感じさせない傑作だと思います。
(^-^)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (2019)
2019年8月30日公開 161分
映画詳細データ
英題:ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
技術:カラー、シネスコ
スタッフ
監督・脚本・製作:クエンティン・タランティーノ
製作:デヴィッド・ハイマン、シャノン・マッキントッシュ
製作総指揮:ジョージア・カカンデス、ユ・ドン、ジェフリー・チャン
撮影監督:ロバート・リチャードソン
プロダクションデザイナー:バーバラ・リング
編集:フレッド・ラスキン
コスチュームデザイナー:アリアンヌ・フィリップス
視覚効果デザイン:ジョン・ダイクストラ
キャスティング:ヴィクトリア・トーマス
キャスト
レオナルド・ディカプリオ(リック・ダルトン)
ブラッド・ピット(クリフ・ブース)
マーゴット・ロビー(シャロン・テート)
エミール・ハーシュ
マーガレット・クアリー
ティモシー・オリファント
ジュリア・バターズ
オースティン・バトラー
ダコタ・ファニング
ブルース・ダーン
マイク・モー
ルーク・ペリー
ダミアン・ルイス
アル・パチーノ(マーヴィン・シュワーズ)
カート・ラッセル
ゾーイ・ベル
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