『アルキメデスの大戦』('19初鑑賞51・劇場)

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☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
7月26日(金) 109シネマズHAT神戸 
シアター5にて 10:10の回を鑑賞。

見どころ:
「週刊ヤングマガジン」連載の三田紀房のコミックを原作にした歴史ドラマ。
1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描く。
監督・脚本・VFXを担当するのは、『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』などの山崎貴。
主演は『共喰い』や『あゝ、荒野』シリーズなどの菅田将暉。
軍部の陰謀に数学で挑む主人公の戦いが展開する。

あらすじ:
昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。
日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。
進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き入れる。
その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。

(シネマトゥデイ)


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主人公:天才数学者:櫂直(かい ただし)(菅田将暉)は山本五十六(舘ひろし)から大型戦艦建造阻止のため、報告書では安過ぎる建造費の矛盾を突くための協力を請われる。
山本側は、大型戦艦よりも、航空母艦の建造を主張しているが、そのことは櫂には伏せられていた。

戦闘シーンは最初だけですが、山崎貴監督らしい、VFXで日本映画とは思えないほどのスペクタクルシーンでした。
この場面を観るだけでも充分価値があると思う。

少なすぎる資料の中から、材料となる鉄がどれだけ使われるを算出し、人件費も含め全ての建造に関わる予算をはじき出す過程を描いており、サスペンスドラマとして物凄く見応えありました。

史実を元にしたフィクションだが、大和が何のために造られたか・・・。

戦艦の設計図を自作し、その威容と美しさに我を忘れて計算する櫂の表情が、人間の奥深いところにある「業」を感じさせて、興味深い。

劇中のセリフにありましたが、「あれほど美しい姿の戦艦が勇壮に海原に出る場面を見ると、国民は(絶対的勝利を確信し)悲惨な戦争への道を突き進んでしまう。
日露戦争に勝利して以来、日本人は負け方を知らない」

大和と名付けられた戦艦の運命を目の当たりにするわけですが、大和の進水式で櫂が涙する場面「大和が今の日本国そのものに見える」というセリフが感慨深い。

冒頭の戦闘シーンで被弾したパイロットを救出するアメリカ軍をみて、唖然とする日本兵の場面が頭にこびりついている。この時点で日本は完全に負けてますよね。

反戦映画としても、サスペンス映画としてもすばらしい作品でした。(^-^)


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(C) 2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C) 三田紀房/講談社

アルキメデスの大戦 (2019)
2019年7月26日公開 130分

映画詳細データ
製作国:日本
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:阿部秀司事務所
東宝映画
配給:東宝
技術:カラー/シネスコ
(全国東宝系)

スタッフ
原作:三田紀房
監督・脚本・VFX:山崎貴
音楽:佐藤直紀
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司、山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、守屋圭一郎
ラインプロデューサー:阿部豪
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:上條安里
録音:藤本賢一
装飾:龍田哲児
VFXディレクター:渋谷紀世子
編集:宮島竜治
カラーグレーター:齋藤精二
音響効果:岡瀬晶彦
特機:奥田悟
衣裳:水島愛子
ヘアメイク:宮内三千代
キャスティング:梅本竜矢
スクリプター:阿保知香子
助監督:安達耕平
制作担当:櫻井紘史
宣伝プロデューサー:鎌田亮介
プロダクション統括:佐藤毅

キャスト
菅田将暉(櫂直)
浜辺美波(尾崎鏡子)
柄本佑(田中正二郎)
小林克也(大角岑生)
小日向文世(宇野積蔵)
國村隼(永野修身)
橋爪功(嶋田繁太郎)
田中泯(平山忠道)
舘ひろし(山本五十六)



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アルキメデスの大戦(1) (ヤングマガジンコミックス)
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