『運び屋 THE MULE』('19初鑑賞20・劇場)




☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
3月8日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 12:55の回を鑑賞。字幕。


見どころ:
「The New York Times Magazine」に掲載された実話をベースにしたヒューマンドラマ。
麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描く。

監督と主演を務めるのは『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。
イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパー、『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーンらが共演する。


あらすじ:
90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。

そのとき彼は、車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。
それを引き受け、何の疑いも抱かずに積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。

(シネマトゥデイ)






仕事第一で家庭を顧みない人生を送ってきた主人公:アール。
ユリの栽培を仕事にしていたが、農場が差し押さえられ、金もなく家族からは見放されて孤独な日々。


そんなある日、孫娘の婚約パーティーで合った男から「車の運転さえすれば金が儲かる」と話を持ち掛けられ・・・



ドラッグの運び屋になった老人。
最初はなにを運んでいるのか分からないが、途中から気づきます。


けれど中身を知っても、気楽にラジオから流れる曲を歌いながら、どこか楽し気に運転しているのが実に可笑しい。


90年生きて朝鮮戦争にも出兵して神経がかなり図太くて、そのうち見張りとしてついてくるメキシコ・マフィアの若い連中も、主人公とどこか打ち解けてくるところが人間味あります。


報酬でもらった金額に驚いて、一度だけと決めてたのに、結局何度も運び屋をするはめになり、だんだんどつぼにはまっていきます。



彼を追う麻薬捜査官役にブラッドリー・クーパー。

たくさん稼いだけども、家族との時間は少なくて、後悔する主人公。「時間は買えない・・・」




重い実録サスペンスかなと思いきや、ユーモアもあり、非常に楽しめた作品でした。

イーストウッドの作品は個人的には『グラン・トリノ』が一番だと思いますが、今作も負けず劣らずの傑作だと思います。 観るべき作品。





運び屋 (2018)
2019年3月8日公開 116分

映画詳細データ
英題:THE MULE
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー/シネスコ

スタッフ
監督・製作:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
製作:ティム・ムーア、クリスティーナ・リヴェラ、ジェシカ・マイヤー、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス
撮影:イヴ・ベランジェ
美術:ケヴィン・イシオカ
編集:ジョエル・コックス
衣装:デボラ・ホッパー
音楽:アルトゥロ・サンドヴァル

キャスト
クリント・イーストウッド(アール・ストーン)
ブラッドリー・クーパー(コリン・ベイツ捜査官)
ローレンス・フィッシュバーン(主任特別捜査官)
マイケル・ペーニャ(トレビノ捜査官)
ダイアン・ウィースト(メアリー)
アンディ・ガルシア(ラトン)
イグナシオ・セリッチオ(フリオ)
アリソン・イーストウッド(アイリス)
タイッサ・ファーミガ(ジニー)




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