『七つの会議』('19初鑑賞10・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
2月1日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:00の回を鑑賞。
見どころ:
「半沢直樹」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤の小説を原作にしたミステリードラマ。
部下によるパワハラ告発を機に起こる波乱をスリリングに映し出す。
メガホンを取るのは、池井戸の原作のドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を務めた福澤克雄。
『のぼうの城』などの狂言師・野村萬斎、歌舞伎役者としても活動している香川照之、『相棒』シリーズの及川光博のほか、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也らが出演。
あらすじ:
都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村萬斎)。
最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。
営業部長・北川誠(香川照之)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。
そして常に2番手だった原島万二(及川光博)が新課長に着任する。
(シネマトゥデイ)

出てくる役者が超豪華で、ちゃんと芝居のできる、眼力・顔圧(笑)のものすごいメンバーばっかりで、物語も非常にテンポよく、飽きることなく最後の最後までスクリーンを観続けてしまいました。
これは、本当に面白い映画です!
最初から、過剰ともいえるマンガみたいな演出で、観る者をグイグイと引き付けられます。
野村萬斎の独特な笑い声(イヒヒヒ)や、香川照之の十八番の顔芸(笑)とパワハラぶり、片岡愛之助や及川光博の芝居、イヤミな経理部・藤森慎吾など、各役者見どころがあります。
個人的にはカンテレの女子アナに雰囲気そっくりな朝倉あきがイチオシ。
今の日本の働く世代は観ておいた方がいい映画。
もちろん、エンタメとしても一級品だと思いました♪
観終わった後は、ドーナツが食べたくなりますね。(^-^)
あの三日月型のドーナツ、どっかで出してくれないかなー。

七つの会議 (2018)
2019年2月1日公開 119分
映画詳細データ
製作国:日本
制作プロダクション:マックロータス
製作幹事:TBSテレビ
製作:「七つの会議」製作委員会
配給:東宝
カラー/シネスコ
スタッフ:
原作:池井戸潤
監督:福澤克雄
音楽:服部隆之
主題歌:ボブ・ディラン
脚本:丑尾健太郎、李正美
キャスト:
野村萬斎(八角民夫)
香川照之(北川誠)
及川光博(原島万二)
片岡愛之助(坂戸宣彦)
音尾琢真(三沢逸郎)
藤森慎吾(新田)
朝倉あき(浜本優衣)
岡田浩暉(佐野)
木下ほうか(田部)
吉田羊(淑子)
土屋太鳳(奈々子)
小泉孝太郎(奈倉)
溝端淳平(星野)
春風亭昇太(飯山)
立川談春(江木恒彦)
勝村政信
世良公則(村西)
鹿賀丈史(梨田)
橋爪功(宮野)
北大路欣也(徳山郁夫)
この記事へのコメント