『クリード 炎の宿敵』('19初鑑賞07・劇場)

☆☆☆☆☆彡 (10段階評価で 10+)
1月11日(金) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン9にて 14:40の回を鑑賞。 字幕版。
見どころ:
『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアと激闘を繰り広げたアポロ・クリードの息子を主人公に据えた『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。
父の命を奪ったイワン・ドラゴの息子との戦いを軸に、クリードがさらなる成長を遂げる。
監督は短編やテレビシリーズを手掛けてきたスティーヴン・ケイプル・Jr。
シルヴェスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンらが前作に続いて出演している。
あらすじ:
ロッキー(シルヴェスター・スタローン)の指導を受け、ついに世界チャンピオンになったアドニス(マイケル・B・ジョーダン)に、リングで父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターが挑戦状をたたきつける。
ロッキーの反対を押し切り、父のリベンジを誓い試合に臨んだアドニスは、ヴィクターの反則行為によって勝利する。
しかしアドニスは、ボクサーとしてその結果に納得できなかった。
(シネマトゥデイ)


『クリード』の続編にして、『ロッキー4 炎の約束』の続編とも言える作品。
アドニス・クリードの父アポロを殺したイワン・ドラコ。(『ロッキー4』)
その息子ヴィクターがアドニスに試合を申し込むことで始まる。
試合の場面は二つしかないのですが、アドニスの結婚・子供の誕生、そして、いろいろあります。
(奥さん:ヴィアンカの耳のこととか、それについての子供への影響とか)
それはドラコ親子にもあり、そのあたりもしっかり描いてます。静かで重厚なドラマ中心。
それゆえにロシアでの試合の盛り上がりが物凄いことになってます。観ているコチラは思わず号泣。
ええタイミングで、あのテーマが鳴り響くんですよねぇ。
「息子」から「父親」になるアドニスの心情ももちろんですが、むしろドラコ親子の心情に泣けて泣けて泣けてしまうというまさかの展開でした。
ヴィクターにとっては母親が父親を捨てたことで、母親への複雑な思いと共に、父の粗削りな愛情に応えるための一戦です。
ブリジット・ニールセン、すっかりおばあちゃんになりました。(あたりまえですが)あの人間味を感じさせないところはお見事(?)です。
ドルフ・ラングレンも良い味出てます。PVのような『ロッキー4』の時よりも人間らしくなってるし。
ロッキーが孫に会いに行くラストも良かった。
息子役の方は『ロッキー4』の息子役の役者かな?
とにかく、つづくであろう次回作にも大いに期待したいですね。(^-^)

クリード 炎の宿敵 (2018)
2019年1月11日公開 130分
映画詳細データ
英題:CREED II
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー/シネスコ
スタッフ
監督:スティーヴン・ケイプル・Jr
ストーリー:チェオ・ホダリ・コーカー
製作:アーウィン・ウィンクラー、ウィリアム・チャートフ
撮影:クレイマー・モーゲンソー
美術:フランコ=ジャコモ・カルボーネ
編集:デイナ・E・グローバーマン
音楽:ルートヴィッヒ・ヨーランソン
衣装:リズ・ウォルフ
キャスト
マイケル・B・ジョーダン(アドニス)
シルヴェスター・スタローン(ロッキー・バルボア)
テッサ・トンプソン(ビアンカ)
ドルフ・ラングレン(イワン・ドラゴ)
フロリアン・ムティアヌ(ヴィクター・ドラゴ)
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