『グリンチ(2018)』('18初鑑賞79・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
12月19日(水) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン3にて 13:30の回を鑑賞。 2D:吹替え版。
見どころ:
実写映画化もされたドクター・スースの絵本を原作にした長編アニメ。
ひねくれ者の主人公が、村人たちを困らせようとする。
監督は『ペット』などのヤーロウ・チェイニーと『クラークス』シリーズなどに携ってきたスコット・モシャー。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチが声の出演を果たしている。
あらすじ:
洞窟で暮らすへそ曲がりのグリンチは、山の麓で生活する村人たちに意地悪することを生きがいにしていた。
愛犬マックスの純粋な愛情にも背を向ける彼は常に機嫌が悪く、孤独な日々を送っている。
ある日、グリンチは村中の人々が大好きな“クリスマス”を盗もうと計画する。
(シネマトゥデイ)

『ミニオンズ』のイルミネーション・ピクチャーズが制作ということで
クリスマス・シーズンには持ってこいの華やかで楽しい色彩。
グリンチやほかの動物キャラの柔らかな毛並み、モフモフ感が表現されていて、頬ずりしたくなるほどの質感。
人間のキャラの皮膚の感じも、フェルト材でつくった人形さんのよう。
『グリンチ』は過去何度もアニメや実写映画化されていますが、まともに観たのは今回初めて。
やはり、チャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』に通じるところがありますね。
スクルージとグリンチ。
両者とも、心の奥底では、人との繋がり・ぬくもりを求めているわけで、自分では孤独だと思い込んでいるだけで、周りには暖かく迎え入れてくれる人がいるということに気づき、自分が変わっていくお話。
またこの映画としては、動物キャラ(グリンチの飼い犬マックス)の献身ぶり、活躍ぶりに心が暖かくなります。
この映画は観といて正解。
日本語吹き替え版だったので、大泉洋の声でしたが、オリジナルは、ベネディクト・カンバーバッチだそうで、こちらの声も聴いてみたいものです。(^-^)

グリンチ (2018)
2018年12月14日公開 90分
映画詳細データ
英題:THE GRINCH
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
カラー/シネスコ
スタッフ
監督:ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャー
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
脚本:マイケル・ルシュール、トミー・スワードロー
原作:Dr.スース
製作総指揮:ラティファ・ワウ、オードリー・ガイゼル、クリス・ルノー
音楽:ダニー・エルフマン
キャスト
(声の出演)
ベネディクト・カンバーバッチ(グリンチ)
ラシダ・ジョーンズ(ドナ)
キーナン・トンプソン(ブリクルバウム)
キャメロン・シーリー(シンディ・ルー)
アンジェラ・ランズベリー(マクガークル村長)
ファレル・ウィリアムス(ナレーター)
(日本語吹き替え)
大泉洋(グリンチ)
杏(ドナ)
秋山竜次(ブリクルバウム)
横溝菜帆(シンディ・ルー)
宮野真守(ナレーター)
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