『カメラを止めるな!』('18初鑑賞60・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
8月28日(火) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 14:05の回を鑑賞。
見どころ:
監督・俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾となる異色ゾンビムービー。
オムニバス『4/猫 -ねこぶんのよん-』の一作を担当した上田慎一郎が監督と脚本と編集を務めた。
ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる様子を、およそ37分に及ぶワンカットのサバイバルシーンを盛り込んで活写する。
出演者は、オーディションで選ばれた無名の俳優たち。
あらすじ:
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。
リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。
その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。
(シネマトゥデイ)

今話題の映画『カメラを止めるな!』観てきました。
存分に楽しませて頂きました。( ^ω^)
前半、37分に及ぶワンカット・ワンシーンのゾンビ映画、クライマックスもカオスな状態ですが
舞台裏はもっとカオス(混沌)状態なんやろなーと思いつつ観てると終了。
暗転。
再び始まって、「1か月前」のテロップ。
さてここからが、本当の本編、なのでここでタイトル。
ここから、裏側:メイキングがはじまります。
制作者スタッフの打ち合わせ、一癖も二癖もあるわがままな役者さん、演技指導等
大忙しな監督さん。
本編よりも面白い裏側を映像化したのは、過去にもありましたが、今作では笑いのツボを押さえつつ
監督さん家族の絆なんかも描きつつ、映画にかける情熱がほとばしりでております。
俯瞰してみると、実に滑稽な制作現場。
ワンカット、ワンシーンゆえの、裏側のドタバタぶりに、映画館内、笑いの渦。
(神戸の観客は、他に比べてかなり大人しいんですが、それでも笑いが起こってました)
観終わった後の、なんともいえん清々しさ。 実に面白い映画を観たなぁと思いました。
・・・・・・が、しかし、世間で大絶賛されるほどのものとは、正直思わんかった。
映画好きや関係者だったら、誰でも考えたことがある内容だと思う。
なのでインディーズにしては、まったく幸運な作品ですね。
盗作疑惑でちょっとイメージ悪くなったけど、監督や出演者にとっては大きなチャンス到来ですから、
頑張ってほしいですね。
プロデューサー役のおばちゃん、ほんまにインパクト強いわ。(^o^;)

カメラを止めるな! (2017)
2018年6月23日公開 96分
(C) ENBUゼミナール
映画詳細データ
製作国:日本
配給:ENBUゼミナール
カラー/16:9(新宿K's cinema、池袋シネマ・ロサ)
スタッフ
監督・脚本・編集:上田慎一郎
撮影:曽根剛
録音:古茂田耕吉
助監督:中泉裕矢
特殊造形・メイク:下畑和秀
ヘアメイク:平林純子
制作:吉田幸之助
主題歌・メインテーマ:鈴木伸宏、伊藤翔磨
音楽:永井カイル
アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎、牟田浩二
プロデューサー:市橋浩治
キャスト
濱津隆之(日暮隆之)
真魚(日暮真央)
しゅはまはるみ(日暮晴美)
長屋和彰(日暮晴美)
細井学(細田学)
市原洋(山ノ内洋)
山崎俊太郎(山越俊助)
大沢真一郎(古沢真一郎)
竹原芳子(笹原芳子)
浅森咲希奈(松浦早希)
吉田美紀(吉野美紀)
合田純奈(栗原綾奈)
秋山ゆずき(松本逢花)
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