『未来のミライ』('18初鑑賞52・劇場)

☆☆☆-- (10段階評価で 6)
7月20日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 11:50の回を鑑賞。
見どころ:
『サマーウォーズ』『バケモノの子』などの細田守が監督を務めたアニメーション。
小さな妹への両親の愛情に戸惑う男の子と、未来からやってきた妹との不思議な体験をつづる。
企画・制作は、細田監督らが設立したアニメーションスタジオ「スタジオ地図」が担当し、細田監督作に携わってきたスタッフが集結している。
声の出演は、上白石萌歌、黒木華、星野源、役所広司ら。
あらすじ:
小さい木が立つ庭のある家に住む、4歳で甘えん坊のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に対する両親の様子に困惑していた。
ある日、くんちゃんはセーラー服姿の女の子と出会う。彼女は、未来からやってきた自分の妹で……。
(シネマトゥデイ)

宣伝の仕方がまずかったですねぇ。
夏休みに家族で観るのに最適な、壮大なファンタジー・アドベンチャー大作だと思うじゃないですか。
実際は、監督の作家性がにじみ出た、ミニ・シアターで上映するような、アート系作品。
タイトル自体も、主人公のような扱いのミライの出番は極端に少なく、ほとんどすべて、わがままな4歳児:くんちゃんの視点、ファンタジックな場面も、くんちゃんの妄想かはたまた想像?の世界?
だから、未来のミライがやって来る理由も、どうやってきたのかも、まったく描かれておりません。
くんちゃんのわがままっぷりをずーっと見せられて、イラっとくる方も多いようで。。。
理屈ではなく、感覚でみる作品ですよね。
こういうのは決して嫌いではありません。
夏休みにじゃなくて、晩秋にでも上映したほうが、評価は高くなったかもしれませんね。(^^;;
『時をかける少女』の感想はコチラ
『サマーウォーズ』の感想はコチラ
『おおかみこどもの雨と雪』の感想はコチラ
『バケモノの子』の感想はコチラ

未来のミライ (2018)
2018年7月20日公開 98分
スタッフ
監督・脚本・原作:細田守
作画監督:青山浩行、秦綾子
美術監督:大森崇、高松洋平
プロデューサー:齋藤優一郎
キャスト
(声の出演)
上白石萌歌(くんちゃん)
黒木華(ミライちゃん)
星野源(おとうさん)
麻生久美子(おかあさん)
吉原光夫(謎の男)
宮崎美子(ばあば)
役所広司(じいじ)
福山雅治
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