『シェイプ・オブ・ウォーター』('18初鑑賞21・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
3月1日(木) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 13:20の回を鑑賞。 2D:字幕版。
見どころ:
『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー。
米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせる。
『ハッピー・ゴー・ラッキー』などのサリー・ホーキンスが主演し、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『扉をたたく人』などのリチャード・ジェンキンス、『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンらが共演。
あらすじ:
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。
アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。
ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。
(シネマトゥデイ)

第90回(2018年)アカデミー賞 監督・作品・美術・作曲 4部門受賞おめでとうございます。
ギレルモ・デル・トロ監督の作風は、わりと好きなので、嬉しいですね♪(*^-^*)
ギレルモ・デル・トロ監督の作品は『ヘル・ボーイ』『パシフィック・リム』のようなマンガや、『パンズ・ラビリンス』『クリムゾン・ピーク』のような繊細なものもあり、今作は特に繊細で大人向けなファンタジーです。
まるで、ヨーロッパ映画を観ているかのような雰囲気。
緑とも青といえない色調が不思議な雰囲気を生んでいます。 画面は全体的に暗め。
簡単に言えば、半魚人とのラブストーリーなんですが、声が出せない主人公イライザを演じるサリー・ホーキンスが良い。 ある意味、すごく人間らしい。
なぜ、声が出せないのか? また、首筋にある傷の理由も、最後の最後で分かります。
悪役が印象的。マイケル・シャノンが演じる大佐の指が腐っていく様がなんともいえず・・・
『パンズ・ラビリンス』の時の、口裂けもそうですが、「モンスター」は果たしてどちらか?
そんなテーマもしっかりと描いております。
猫好きの皆さんは、ちょっと注意。
本能やからしゃーない・・・のか? それで済ますなよ。 (^^;;
また、観に行きたいと思います。(*^-^*)

(C) 2017 Twentieth Century Fox
英題:THE SHAPE OF WATER
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年3月1日
上映時間:2時間4分
配給:20世紀フォックス映画
提供:フォックスサーチライト・ピクチャーズ
制作:ダブル・デア・ユー
カラー/ビスタ
スタッフ
監督・脚本・製作・原案: ギレルモ・デル・トロ
製作: J・マイルズ・デイル
脚本: ヴァネッサ・テイラー
撮影監督: ダン・ローストセン
美術: ポール・デナム・オースタベリー
編集: シドニー・ウォリンスキー
音楽: アレクサンドル・デスプラ
衣装: ルイス・セケイラ
キャスト
イライザ: サリー・ホーキンス
ストリックランド: マイケル・シャノン
ジャイルズ: リチャード・ジェンキンス
不思議な生きもの: ダグ・ジョーンズ
ホフステトラー博士: マイケル・スタールバーグ
ゼルダ: オクタヴィア・スペンサー
他
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