『新感染 ファイナル・エクスプレス』('17初鑑賞99・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
9月1日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 10:40の回を鑑賞。 2D:字幕版。
見どころ:
カンヌ国際映画祭やシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭などで話題となったパニックホラー。
感染した者を凶暴化させる謎のウイルスが高速鉄道の車両内にまん延する中、乗客たちが決死のサバイバルを繰り広げる。
『トガニ 幼き瞳の告発』『サスペクト 哀しき容疑者』などのコン・ユらが出演。
群れを成して襲い掛かる感染者たちに恐怖を覚える。
あらすじ:
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)。
夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。
そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。
異変に気づいたソグは、サンファ(マ・ドンソク)とその妻ソンギョン(チョン・ユミ)らと共に車両の後方へ避難する。
やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知り……。
(シネマトゥデイ)

韓国映画の良いところと、ゾンビ映画・サバイバル映画の良いところが合わさって傑作が誕生しました♪
いや~ここまで、スピード感に溢れて、人間をしっかり描いているとは!
感染者(ゾンビ)の動きもすばらしく、振り付け士がすごく良い仕事してるなぁ~と思いました。
ゾンビ映画といっても、意外なほど えげつない描写は控えめ。
いわゆるゴア描写よりも、集団で猛スピードで襲ってくる、圧倒的映像のパワーで引き込まれます。
(『ワールド・ウォーZ』よりもいい出来。)
高速列車に閉じ込められた極限状態での人間模様。乗客それぞれの人間性や本性が暴かれる展開。
常に緊迫感に追われ、一瞬たりともスクリーンから目が離せませんでした。
バス会社の常務、最初の場面で、スアンに「あんな大人になるなよ」と偉そうに言ってたんですが
自分が最低最悪な行動をとるとは、皮肉ですねぇ。(^^;
韓国の子役(スアン:キム・スアン)は、ほんとに感情にうったえかける芝居が上手い!
ここで泣かされるやろなーと思いつつも、やっぱり泣かされます。
映画を観終わった後は、ドーっと疲れました。 とにかくものすごい映画です。

(C) 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.
英題:TRAIN TO BUSAN
製作年:2016年
製作国:韓国
日本公開:2017年9月1日
上映時間:1時間58分
配給:ツイン
カラー/ビスタ
スタッフ
エグゼクティブプロデューサー: キム・ウテク
プロデューサー: イ・ドンハ
脚本: パク・ジュソク
監督: ヨン・サンホ
共同プロデューサー: キム・ヨノ
撮影: イ・ヒョンドク
照明: パク・ジョンウ
美術: イ・モグォン
録音: カン・ボンソン
衣装: クォン・ユジン / イム・スンヒ
ヘアメイク: イ・ウンジュ
特殊メイク: クァク・テヨン / ファン・ヒョギュン
振り付け: パク・ジェイン
特殊効果: デモリッション
編集: ヤン・ジンモ
音楽: チャン・ヨンギュ
サウンドスーパーバイザー: チェ・テヨン
DI: ケヴィン・カン
VFXスーパーバイザー: チョン・ファンス
キャスト
ソグ: コン・ユ
スアン: キム・スアン
ソンギョン: チョン・ユミ
サンファ: マ・ドンソク
ヨングク: チェ・ウシク
ジニ: アン・ソヒ
ヨンソク: キム・ウィソン
ホームレス: チェ・グィファ
ジョンギル: パク・ミョンシン
感染者の女: シム・ウンギョン
インギル: イェ・スジョン
他
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この記事へのコメント
観客動員があまりよくなさそうなのは残念。
ほんとにすごい作品でしたね♪
もっと宣伝して上映劇場を増やしてほしいですね!