『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』('17初鑑賞86・劇場)

☆☆☆-- (10段階評価で 6)
7月28日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 13:30の回を鑑賞。 2D:字幕版。
見どころ:
1932年製作の『ミイラ再生』を新たによみがえらせたアクションアドベンチャー。
エジプトの地下深くに埋められていた王女の覚醒と、それを機に始まる恐怖を活写する。
監督は『トランスフォーマー』シリーズの脚本や『グランド・イリュージョン』シリーズの製作などを務めたアレックス・カーツマン。
トム・クルーズやラッセル・クロウら、ハリウッドスターが出演している。
あらすじ:
中東で、古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見される。
その発掘に居合わせたアメリカ軍関係者のニック(トム・クルーズ)は、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)らと共に調査のために石棺をイギリスに運ぶ飛行機に乗り込む。
だが、フライト中に思いも寄らぬアクシデントが起きて、ニックをはじめとする軍関係者を乗せたまま輸送機はロンドン郊外に墜落し、石棺の所在もわからなくなってしまう。
(シネマトゥデイ)

この映画のことを知った時は、「『ハムナプトラ』のリブート、しかも今回は思いっきりダーク」 といった見出し。
最近はダークにすりゃええもんみたいな雰囲気が多くて嫌やなーと思ってました。
(関係ないけど、『バットマン』『スーパーマン』あんなに暗くせんでもええからっ!)
そして、『ダーク・ユニバース』シリーズの1作目と銘打って、ここから名作ホラーのキャラが次々と現代風アレンジで制作されるとニュースがあり、トム・クルーズ主演ってなんかイメージちゃうけど大丈夫かと思いつつの鑑賞。
『ミイラ再生』のリブートになります。(『ハムナプトラ』とは従妹みたいな?兄弟ではないわなぁ(笑))
ハリウッド大作らしく、アクションもスペクタクルな見せ場もあって、前半は満足。
中盤から、ジキル博士率いる謎の組織と絡み、この辺りから他のホラー・キャラとのかかわりがちらほらと。
ジキル博士はその名前から、『ジキルとハイド』。 ハイド氏も登場。
『ザ・マミー』なんだから、そこまで見せる必要あるのかと疑問。 名前だけにしといた方が想像力働かせれると思うんだが・・・。
研究室には『半魚人』の腕があったり、『ドラキュラ』の頭骸骨があったり、探せばもっと見つかるでしょう。
さて後半。
アマネットがロンドンの街を恐怖に陥れる。 この当たりのビジュアルは『ハムナプトラ』を意識してますよね。
で、この調子でスペクタクルが続くのかと思いきや、なんか地味な展開に。
そうなんです、あくまでも第1作目で、しかも、トム・クルーズですから、これで終わるわけではなく、あとの作品にも出るんだろうなぁと思わせる展開となりました。
曰く「モンスターを倒すのはモンスターだ。」
ミイラですが、あんまりミイラっぽく感じられなく、映画としては、よっぽど『ハムナプトラ』のほうが面白かったなーと思った次第です。(^^;

(C) Universal Pictures
英題:THE MUMMY
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年7月28日(TOHOシネマズ 日劇ほか)
上映時間:1時間50分
配給:東宝東和
製作会社:シークレット・ハイドアウト
カラー/シネスコ
スタッフ
監督・プロデューサー: アレックス・カーツマン
プロデューサー: クリス・モーガン / ショーン・ダニエル
エグゼクティブプロデューサー: サラ・ブラッドショウ
脚本: ジョン・スぺイツ / クリストファー・マッカリー
キャスト
ニック: トム・クルーズ
ソフィア・ブテラ
ジェニー: アナベル・ウォーリス
ヴェイル: ジェイク・ジョンソン
グリーンウェイ大佐: コートニー・B・ヴァンス
ジキル博士: ラッセル・クロウ
マリク: マーワン・ケンザリ
よろしければ、クリックお願い致します♪
この記事へのコメント