『LOGAN/ローガン』('17初鑑賞58・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
6月1日(木) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:05の回を鑑賞。 2D:字幕版。
見どころ:
『X-MEN』シリーズのウルヴァリンが、傷つきながらもミュータント存亡の危機を救おうと突き進む姿を描くアクション大作。
超金属の爪と超人的な治癒能力を持つ不老不死のヒーロー、ウルヴァリンが老いて傷跡残る体で、ミュータントの未来の鍵を握る少女を守るべく戦う姿を活写する。
主演をシリーズ同様ヒュー・ジャックマンが務め、監督を『ウルヴァリン:SAMURAI』などのジェームズ・マンゴールドが担当。能力を失ったウルヴァリンの衝撃の姿と壮絶なバトルに注目。
あらすじ:
近未来(2029年)では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。
治癒能力を失いつつあるローガン(ヒュー・ジャックマン)に、チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)は最後のミッションを託す。
その内容は、ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女、ローラ(ダフネ・キーン)を守り抜くことだった。
武装組織の襲撃を避けながら、車で荒野を突き進むローガンたちだったが……。
(シネマトゥデイ)


映画マニア、批評家からも非常に高評価なようで、期待しながらも、予告編の映像から推察できる内容に若干不安を覚えながら鑑賞。
まず、あくまでも個人的趣味ですが、「重い」スーパーヒーローものは苦手です。
クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』も正直かなり苦手な作品です。
スーパーヒーローものは・・・・確かに個人のアイデンティティーに関わる深い内容でも構わないんだけども、作品自体はどこかポジティブであってほしいというのが個人的希望。
・・・・で、今作『LOGAN』
これは完全にロード・ムービーで西部劇ですよね。(名作『シェーン』のセリフを引用してる部分あり)
普段あまり映画を観ない方には、正直しんどいと思う。
バイオレンス満載のハードボイルド作品。 完全に大人向けです。
作り手の本気度の高い完成度。
が、しかし、チャールズ(プロフェッサー)の最期があれでは、あまりにも哀しい。
恵まれし子らの学園で、たくさんのミュータントを教育して救ってきたはずのチャールズですよ。
なんで、こういう最期を持ってくるかなー。
ローガン(ウルヴァリン)の最期もちょっと強引な気がする。
謎の少女ローラに希望を託すという意味もあるのでしょうけども。
ローガンたちに関わった人がことごとく不幸な目に合うのはどういうこと。
悲惨な内容にすれば良いってものでもないのだが。
高評価な方にはホンマにすんません。
確かに作品としての完成度は非常に高いとは思います。
☆は4個つけてますが、好きか嫌いか問われると、あんまり好きじゃない。

(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation
英題:LOGAN
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年6月1日
上映時間:2時間18分
配給・提供:20世紀フォックス映画
協力:マーベル・エンターテインメント
製作:キンバーグ・ジャンル / ハッチ・パーカー / ザ・ドナーズ・カンパニー
カラー/シネスコ
スタッフ
監督・脚本・ストーリー・製作総指揮: ジェームズ・マンゴールド
脚本: スコット・フランク / マイケル・グリーン
製作: ハッチ・パーカー / サイモン・キンバーグ / ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮: スタン・リー / ジョセフ・カラッシオロ / ジョシュ・マクラグレン
撮影監督: ジョン・マシソン
プロダクションデザイナー: フランソワ・オデュイ
編集: マイケル・マカスカー / ダーク・ウエスターヴェルト
音楽: マルコ・ベルトラミ
衣装デザイナー: ダニエル・オーランディ
キャスト
ローガン: ヒュー・ジャックマン
チャールズ・エグゼビア: パトリック・スチュワート
ドナルド・ピアース: ボイド・ホルブルック
キャリバン: スティーヴン・マーチャント
ローラ: ダフネ・キーン
ドクター・ライス: リチャード・E・グラント
ウィル・マンソン: エリク・ラ・サル
キャスリン・マンソン: イリース・ニール
ガブリエラ: エリザベス・ロドリゲス
ネイト・マンソン: クインシー・フォース
他
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