『パトリオット・デイ』('17初鑑賞62・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
6月9日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 13:20の回を鑑賞。 字幕版。
見どころ:
2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。
世界を震撼(しんかん)させた同事件の解決に奔走した者たちの姿を追う。
監督は、『バーニング・オーシャン』などのピーター・バーグ。
『ディパーテッド』などのマーク・ウォールバーグ、『COP CAR/コップ・カー』などのケヴィン・ベーコン、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが出演。
事件当時の実際の映像も盛り込み、緊迫感をより際立たせている。
あらすじ:
2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。
そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。
街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。
ボストン警察のトミー(マーク・ウォールバーグ)は、捜査の指揮を執る捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)らFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。
やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび……
(シネマトゥデイ)

公開初日。
わずか数年で実際に起こった事件を映画化できるのがすごいですよね。
日本だったら絶対無理な話です。
そして、実際たった102時間で解決する現場の人の行動力・責任感に心底感服しました。
ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演の実録ものでは『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』と今作『パトリオット・デイ』の3作。 そしてその中でも最高傑作だと思います。
ドキュメンタリーとエンタメの両方の要素が絡み合って、映画として非常に(言葉は悪いが)面白かったです。
現場検証のため、動かすことが出来ない8歳の少年の遺体の傍で、ずっと佇んでいる警官の姿が印象的。
ラストに現実に事件に巻き込まれた人、亡くなられた人の顔写真が映し出されて、「最悪の日だったけど、最高の日だった」と前向きに語る姿に、思わず涙してしまいました。
こういう最悪な状況を経験しても、(脚を失っても)人は強くなれるのだと。

(C) 2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
英題:PATRIOTS DAY
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年6月9日
上映時間:2時間13分
配給:キノフィルムズ
製作会社:CBSフィルムズ
カラー/シネマスコープ/5.1ch
スタッフ
監督・原案・脚本: ピーター・バーグ
原案・脚本: マット・クック
脚本: ジョシュア・ゼトゥマー
製作総指揮・原案: ポール・タマシー / エリック・ジョンソン
製作総指揮: ニコラス・ネスビット / ダン・ウィルソン / ジョン・ローガン・ピアーソン / ルイス・G・フリードマン
製作: スコット・ステューバー / マーク・ウォールバーグ / ハッチ・パーカー / マイケル・ラダッツキー / スティーヴン・レヴィンソン / ディラン・クラーク / ドロシー・オーフィエロ
プロダクションデザイン: トム・ダフィールド
編集: コルビー・パーカー・Jr / ガブリエル・フレミング
衣装デザイン: ヴァージニア・B・ジョンソン
音楽: トレント・レズナー / アティカス・ロス
キャスティング: シーラ・ジャッフェ
キャスト
トミー・サンダース: マーク・ウォールバーグ
リック・デローリエ: ケヴィン・ベーコン
エド・デイヴィス: ジョン・グッドマン
ジェフ・ピュジリーズ: J・K・シモンズ
キャロル・サンダース: ミシェル・モナハン
ジョハル・ツァルナエフ: アレックス・ウォルフ
タメルラン・ツァルナエフ: テモ・メリキゼ
ショーン・コリアー: ジェイク・ピッキング
ダン・マン: ジミー・O・ヤン
ジェシカ・ケンスキー: レイチェル・ブロズナハン
パトリック・ダウンズ: クリストファー・オシー
キャサリン・ラッセル: メリッサ・ブノワ
ビリー・エヴァンス: ジェームズ・コルビー
デヴァル・パトリック: マイケル・ビーチ
トーマス・メニーノ: ヴィンセント・カラトーラ
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