『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』('17初鑑賞31・劇場)




☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
4月4日(火) シネ・リーブル神戸 スクリーン3にて 14:45の回を鑑賞。字幕版。


見どころ:
『ダラス・バイヤーズクラブ』などのジャン=マルク・ヴァレ監督と、『サウスポー』などのジェイク・ギレンホールがタッグを組んだ人間ドラマ。
妻を亡くしても泣くことができず、自分の周りにあるものを破壊することで再スタートしようとする主人公の葛藤を描く。

迷える男を気遣うシングルマザーを、『インポッシブル』などのナオミ・ワッツが好演。
一風変わった方法で、どん底から必死にはい上がろうともがく主人公の姿が胸を突く。

あらすじ:
ウォール街のエリート銀行員ディヴィス(ジェイク・ギレンホール)は順調に出世し、リッチで何不自由のない生活をしていた。

ある日、交通事故で美貌の妻が他界するが、涙を流せず、感覚を失っていることに気付く。
彼は義父の言葉をきっかけに、身近なものを壊し始め……。

(シネマトゥデイ)






かなり前ですが、ある映画に出演していたビートたけしがインタビューで答えてたこと。
「人はあまりにも悲しすぎることがおきると、泣けないんじゃないか」


今作を観て思い出した。



奥さんを交通事故で亡くした主人公。
病院の自動販売機でナッツを買おうとしたが、商品が引っかかって出てこなかった。
仕方なく連絡先を控える。

淡々と葬儀を澄まし、自動販売機の顧客係に苦情の手紙を書く。

悲しいという感情がまったく沸いてこない。 鏡の前で泣いてみようとするが泣けない。
自分は妻のことを愛していなかったのか?


そんなことを、なんの関係もない自動販売機の顧客係に宛てて手紙を書いた。


義理の父(職場の上司でもある)からは、一度「すべて壊して」から組み立て直せと言われる。
妻から冷蔵庫の水漏れをどうにかしてくれと言われてたことを思い出した主人公は、冷蔵庫を破壊する・・・



こういう感じのドラマです。

ジェイク・ギレンホールの演技は、『ナイトクローラー』のあたりから、その目つきから完全に役になりきっていて今作でも、空虚なうつろな目をした主人公が如何に人間らしい感情を取り戻し、妻を愛していたことを思い出すまでを、演じております。


ちょっと難しい内容だとは思います。 自分もあともう一回は観ないと、よく理解できていないと思います。


ダラス・バイヤーズクラブ』を観た時も、観た直後はそれほど感慨深いものはなかったのですが、時がたつほど、思い出す場面が多くて、好きな作品となりました。

今作もそうなると思います。


ちなみに原題は『デモリション』破壊という意味。
邦題は『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』って全然違いますが、これ、亡くなった奥さんの夫に対する精一杯の愛情表現の言葉。


良い映画でした。(^-^)






(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demolition Movie, LLC and TSG Entertainment Finance LLC. All Rights Reserved.
英題:DEMOLITON
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年2月18日
上映時間:1時間41分
提供・配給:ファントム・フィルム
提供:カルチャア・パブリッシャーズ
カラー/シネスコ

スタッフ
監督: ジャン=マルク・ヴァレ
脚本・共同プロデューサー: ブライアン・サイプ
プロデューサー: ラッセル・スミス / モリ―・スミス
撮影監督: イヴ・ベランジェ

キャスト
ディヴィス・ミッチェル: ジェイク・ギレンホール
カレン・モレノ: ナオミ・ワッツ
フィル・イーストマン: クリス・クーパー





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