『ジェイソン・ボーン』('16初鑑賞95・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
10月8日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 15:40の回を鑑賞。 2D:字幕版。
チェック:
記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーンの孤独な戦いを描くスパイアクションシリーズの第5作。
シリーズ第2作、第3作を手掛けたポール・グリーングラス監督と主演のマット・デイモンが再びタッグを組み、自身の隠された過去の秘密をめぐり、ボーンが新たな戦いに身を投じるさまが展開する。
CIAの元同僚役でジュリア・スタイルズが続投するほか、オスカー女優アリシア・ヴィキャンデル、『トランス』などのヴァンサン・カッセル、ベテランのトミー・リー・ジョーンズらが出演。
ストーリー:
ひっそりと暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー(ジュリア・スタイルズ)が姿を現す。
彼女はCIAが世界中を監視・操作するための極秘プログラムを立ち上げたことと、ボーンの過去にまつわるある真実を告げる。
これをきっかけに、再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼を組織に取り込もうとするが……。
(シネマトゥデイ)

前作『ボーン・アルティメイタム』の感想はコチラ
すでに 9年も経っているんですねー。 スピンオフ『ボーン・レガシー』は置いといて・・・
安定の面白さ。 ポール・グリーングラス監督独特な手持ちカメラの撮影も健在。
動体視力が鍛えられます。(^^;;
観てて思ったのは、実際CIAっていうのは、ここまで個人のプライバシーを覗けるってこと。
フィクションの部分も当然あるとは思いますが、恐ろしい話です。
国家存続のために個人の命なんかどうとでもできる、この考え方、嫌やね。
シリーズにずっと登場していたニッキー(ジュリア・スタイル)、仕方ないことだが、老けたな。
ジュリア・ロバーツ主演『モナリザ・スマイル』に出演してたころの若々しさ(当時から老け顔やったけど)
もなくなって、出番も今作で終了。
マット・デイモンのスロー無しの格闘シーン、見ごたえあります。
早すぎて、なにやってんだかわからん部分もありますが。
『エクス・マキナ』で印象的なアリシア・ヴィキャンデルがこれからのヒロイン。
このキャラも、腹黒い部分が見え隠れしますが、シリーズは続きそうなのでジェイソン・ボーンとの掛け合いに注目したいですね。
ラスベガスでのカー・チェイス、ハリウッド作品らしい、ど派手な場面。
全部本物の車を使ったそうで、こういうところは尊敬します。
総じて、『アルティメイタム』よりは落ちるが、これからの展開に期待が膨らむ作品でした。
劇場鑑賞必須でございます。(^-^)

(C) Universal Pictures
英題:JASON BOURNE
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年10月7日
上映時間:2時間3分
配給:東宝東和
カラー/シネスコ
スタッフ
監督・脚本・製作: ポール・グリーングラス
脚本: クリストファー・ラウズ
キャラクター原案: ロバート・ラドラム
製作: フランク・マーシャル / ジェフリー・ワイナー / マット・デイモン
音楽: ジョン・パウエル / デヴィッド・バークレー
キャスト
ジェイソン・ボーン: マット・デイモン
ニッキー: ジュリア・スタイルズ
リー: アリシア・ヴィキャンデル
ヴァンサン・カッセル
トミー・リー・ジョーンズ
他
この記事へのコメント