『あやしい彼女』('16初鑑賞33・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
4月2日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン1にて 18:10の回を鑑賞。
チェック:
2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を、『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの水田伸生監督がリメイクしたコメディー。73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描く。
ヒロインの20歳時を『ピース オブ ケイク』などの多部未華子が、73歳時を『うなぎ』『OUT』などの倍賞美津子が演じる。多部による1960年代から1970年代のヒット曲の熱唱や倍賞の毒舌など、一人の女性を演じる二人の女優に期待が高まる。
ストーリー:
女手一つで娘を育て上げた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな性格のため、周りからは敬遠されがち。ある日、ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると、20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)になっていた。
カツはヘアスタイルやファッションを一新、名前も節子にし、人生を取り戻そうと決意。その後、のど自慢大会で昭和歌謡を歌ったことから……。
(シネマトゥデイ)


観る前はまったく興味なく、とりあえずなんでもいいから映画観たいと思って鑑賞。
結果、これが予想外の大当たり! こんなに面白いとは!
韓国映画『怪しい彼女』のリメイクということで、俄然、オリジナルを観てみたくなりました。
多部未華子が演じる中身ばあちゃん演技が素晴らしいく上手い!
この女優さんがこんなに上手いとは思いませんでした。
ブロガーの皆さまも書いていますが、心に残る良い場面。
ショッピングセンターで、子供を二人つれたお母さん、言うことを聞かない子供に思わずビンタ。周りでは「なに?虐待?」って囁かれて、そんな光景を観てた20代に若返ったカツさん=節子さんが、お母さんに「あんた、がんばったね~」「(腕に抱いてる子供は) 夜も寝かせてくれないだろう? ほんとによくがんばったよ」 と労いの言葉。その言葉を聞いて号泣するお母さん。
観ているこちらも思わず涙。
姿は若いけど、70年以上生きてきた経験と人間的器の大きさ。
それを多部未華子が演じてる。本当に上手いなーと思った。
そして、毒舌・嫌われもののばあさんを演じた倍賞美津子さん、さすがベテランの貫禄。(^-^)
随所に流れる昭和歌謡が心に染みます。音楽良いですね~。
多部ちゃん、決して歌がめちゃめちゃ上手いとは思わないけど、すごく心にしみる。
カッちゃんLOVEな次郎さん一途で良い! 演じてる志賀廣太郎さんもすごく似合っています。
意外な姿でラストにも登場。
満点の作品でした。(*^-^*)
オリジナルの韓国版とリメイク中国版も鑑賞する!!

(C) 2016「あやカノ」製作委員会 (C) 2014 CJ E&M CORPORATION
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年4月1日
上映時間:2時間5分
製作・配給:松竹
製作・製作幹事:日本テレビ放送網
製作・制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
製作:日本テレビ放送網 / CJ E&M / 日活 / 読売テレビ放送 / バップ / 小学館 / ソニー・ミュージックレーベルズ / STV / MMT / SDT / CTV / HTV / FBS
カラー/ビスタ
スタッフ
監督: 水田伸生
脚本: 吉澤智子
音楽: 三宅一徳
劇中歌プロデュース: 小林武史
主題歌: anderlust
製作: 中山良夫 / 鄭泰成 / 大角正 / 由里敬三 / 薮下維也 / 沢桂一 / 久保雅一 / 久保田修 / 村松俊亮
ゼネラルプロデューサー: 奥田誠治
エグゼクティブプロデューサー: 門屋大輔
プロデューサー: 畠山直人 / 八尾香澄
共同プロデューサー: 伊藤卓哉 / 里吉優也
ラインプロデューサー: 毛利達也
宣伝プロデューサー: 小出わかな
撮影: 中山光一
美術: 磯見俊裕
照明: 松本憲人
録音: 鶴巻仁
編集: 平澤政吾
装飾: 佐原敦史 / 大庭信正
VFXスーパーバイザー: オダイッセイ
衣装: 篠塚奈美
ヘアメイク: 酒井夢月
スクリプター: 阿保知香子
音響効果: 松浦大樹
キャスティング: 杉野剛
監督補: 相沢淳
助監督: 蔵方政俊
制作担当: 近藤博
キャスト
大鳥節子: 多部未華子
瀬山カツ: 倍賞美津子
小林拓人: 要潤
瀬山翼: 北村匠海
相原みどり: 金井克子
中田次郎: 志賀廣太郎
中田麻衣子: 三鴨絵里子
アンナ: 越野アンナ
若島津: 久保佑太
岬: Kilt
田村健太郎
写真館店主: 温水洋一
瀬山幸恵: 小林聡美
他
よろしければ、クリックお願い致します♪
この記事へのコメント