『ヘイトフル・エイト』('16初鑑賞19・劇場)

☆☆☆-- (10段階評価で 6)
2月27日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン2にて 16:30の回を鑑賞。
チェック:
クエンティン・タランティーノが放つ、ウエスタン仕立てのミステリー。
男女8人が閉じ込められた、雪嵐の山小屋で起きた殺人事件の意外な真相を映し出す。
ベテランのサミュエル・L・ジャクソンをはじめ、『デス・プルーフ in グラインドハウス』などのカート・ラッセル、『ミセス・パーカー/ジャズエイジの華』などのジェニファー・ジェイソン・リーらが顔をそろえる。
彼らが織り成すストーリー展開はもちろん、タランティーノ監督が仕掛ける謎と伏線が張り巡らされた物語にくぎ付け。
ストーリー:
雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は、同じ稼業であるジョン(カート・ラッセル)と彼が捕らえたデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を乗せた駅馬車に同乗する。
途中で保安官を名乗るクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。
メキシコ人の店番ボブ(デミアン・ビチル)や怪しげな絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)などの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる。


タランティーノ作品ということで、観る人を選びます。しかもめちゃくちゃ長いです。
でもタランティーノの脚本が上手いので、時間の長さはあんまり感じない。
・・・しかしながら、体調の良くないときは避けたほうがよろしいかと。(^^;;
前作『ジャンゴ』に続いての西部劇で、ミステリー(っぽい)仕立てのお話。
例によって、タラお得意のどうでもいいようなセリフが延々と続く。
どうでもいいようなセリフの中に重要な文言があったりするのです。
メイン・キャラは全員、ロクデナシ。
サブ・キャラ含めて、全員 死にます。(^^;;
お話のテンポは、前の作品のほうがよっぽど良いと思った。
正直な話、全てにおいて前作の『ジャンゴ』のほうが絶対面白いと思う。
でも批評家(日本の)受けは良いみたい。
この映画、ウルトラパナビジョン という昔ながらのフィルム・フォーマットで撮影されてて
画面の比率がシネスコ・サイズよりも横長です。
OSシネマズ神戸ハーバーランドは、2番目に小さなシアターでしかも スクリーンが基本ビスタなので、この映画の上映は画面の上下にマスクがかかっている(ちょっと大きめの家庭のテレビで観ているような)状況で、タランティーノが意図していた上映形態とはほど遠い状況でした。残念です。
種田陽平さんの担当の美術も、大スクリーンで観てこそ、だと思うのにね。
総じて、映画作品としては、個人的には微妙でした。
エンニオ・モリコーネのオリジナル・スコアは素晴らしいです。サントラ買うつもり。
(祝・アカデミー音楽賞受賞♪ (*^-^*))

(C) MMXV Visiona Romantica, Inc. All rights reserved.
英題:THE HATEFUL EIGHT
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年2月27日
上映時間:2時間48分
配給:ギャガ
製作会社:Double Feature Films / FilmColony
カラ-/5.1ch/ウルトラパナビジョン 2.76:1
スタッフ
エグゼクティブプロデューサー: ボブ・ワインスタイン / ハーヴェイ・ワインスタイン / ジョージア・カカンデス
プロデューサー: リチャード・N・グラッドスタイン / ステイシー・シェア / シャノン・マッキントッシュ
監督・脚本: クエンティン・タランティーノ
編集: フレッド・ラスキン
キャスティング: ヴィクトリア・トーマス
音楽: エンニオ・モリコーネ
衣装: コートニー・ホフマン
美術: 種田陽平
撮影: ロバート・リチャードソン
キャスト
マーキス・ウォーレン: サミュエル・L・ジャクソン
ジョン・ルース: カート・ラッセル
デイジー・ドメルグ: ジェニファー・ジェイソン・リー
クリス・マニックス: ウォルトン・ゴギンズ
ボブ: デミアン・ビチル
オズワルド・モブレー: ティム・ロス
ジョー・ゲージ: マイケル・マドセン
サンディ・スミザーズ: ブルース・ダーン
ジェームズ・パークス
デイナ・グーリエ
ゾーイ・ベル
リー・ホースリー
ジーン・ジョーンズ
キース・ジェファーソン
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この記事へのコメント
うっわあ~~~ ニガー ニガー ニガー ニガー・・・
サミュ次郎(→サミュエル・ジャクソン)に 黒人侮蔑連発~~(これじゃ映倫にひっかかるよ~)
それに、ジェニ恵(→ジェニファージェイソンリー)
顔 きったねえ~(汚れざんまいだ~)
賞金稼ぎのカトリン(→カート・ラッセル)に 肘鉄くらうわ 頭を銃のグリップで殴られるわ シチュー ぶっかけられるわ カトリンの吐血を顔面に まるでAV撮影で男優の◯ーメンを顔射されたみたいに もろ浴びするわ まさに 汚れの女王や(さすが 名優ビッグモローの娘・・・汚れ役が板について輝いて見えるわ~)
アカデミー賞助演女優賞に ノミネートされたのに受賞されなくて残念・・・・
これだけ 体張って 汚れ役に徹したんだから受賞させろよな~
コメントありがとうございます♪(^-^)
タラちゃんらしい、映画でしたね~。
ちょっと、しんどかったですが、面白い作品でした。
ジェニファー・ジェイソンリーは こういう役珍しいですよね。
好き嫌いがはっきり分かれる作品でした。(^^;;