『白鯨との闘い』('16初鑑賞07・劇場)

☆☆☆★- (10段階評価で 7)
1月16日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 15:55の回を鑑賞。2D:字幕。
チェック:
ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に描く驚異のサバイバルドラマ。
19世紀を舞台に、白い大型のマッコウクジラと捕鯨船の乗組員たちとの壮絶なバトルを描く。
主人公を『アベンジャーズ』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが演じ、『ダ・ヴィンチ・コード』などのロン・ハワードが監督を担当。
大海原で繰り広げられるクジラと人間の究極の闘いに息をのむ。
ストーリー:
1819年、エセックス号のクルーたちは鯨油を入手するためにアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット島を出港する。
一等航海士オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗員たちは、太平洋沖4,800キロメートルの海域で白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇。
彼らは強大な敵を相手に必死で抵抗するものの船を沈没させられ……。
(シネマトゥデイ)

シー・シェパードの連中が観たらどう思うのか、ちょっと興味ありますねえ。(^^;;
『白鯨との闘い』と非常にストレートな邦題ですが、映画のメインはそこではなく、
大海原で何十日も漂流した船員たちの極限状態での行動、どうやって生きたのか?
さて、当時の捕鯨の様子が興味深いですね。
当然すべて人力によるもので、仕留めたクジラの油をどうやって採ったのか。
もろクジラの頭に穴をあけて、バケツで汲み取ってたんですねー!!
体内にも入って、油以外にも肉やら使えないものはないそうで。
かなり、グロい作業です。。。
巨大な白鯨も、自分の家族や仲間が人間に襲われたから、攻撃しているのであって
化け物ってわけではない。 クライマックス、チェイスと目を合わせる非常に印象的な場面があって、白鯨の目をみたチェイスは攻撃するのを止めた。
そして、本編のメイン、いかにして生きたか。
このあたり、かなり重い。食料の問題とかね。。。
・・・全編興味深く鑑賞したのだが、今一つな印象。海の映像もすごいとは思うのだが、どこか狭い感じがして、あまり好きな映像とは言えなかった。
ロン・ハワード監督の演出は、前作の『ラッシュ』の時も感じたが、監督の個性が活かされてないように感じた。 サバイバルの演出も心にズシーンと響くところまではいっていなかった。

(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
英題:IN THE HEART OF THE SEA
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年1月16日
上映時間:2時間2分
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作会社:Village Roadshow Pictures
カラー/ビスタ
スタッフ
監督: ロン・ハワード
原作: ナサニエル・フィルブリック
脚本: チャールズ・レビット
製作: ポーラ・ワインスタイン / ジョー・ロス / ウィリアム・ウォード
キャスト
オーウェン・チェイス: クリス・ヘムズワース
ジョージ・ポラード: ベンジャミン・ウォーカー
マシュー・ジョイ: キリアン・マーフィ
ハーマン・メルヴィル: ベン・ウィショー
トマス・ニカーソン: ブレンダン・グリーソン
トマス・ニカーソン(若き日): トム・ホランド
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