『ペコロスの母に会いに行く』('16初鑑賞01・WOWOW)




☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
1月1日(金・祝) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。


チェック:
漫画家・岡野雄一が、自分が経験したことをヒントに描いたエッセイコミックを実写化したヒューマンドラマ。
認知症の老いた母親とその息子が織り成す、笑いと涙にあふれた触れ合いをつづっていく。

メガホンを取るのは、『時代屋の女房』『ニワトリはハダシだ』などのベテラン監督・森崎東。
テレビドラマ「3年B組金八先生」シリーズなどの赤木春恵、数多くの出演作を持つ岩松了が主人公の母子を熱演する。
老いや認知症を肯定する前向きなストーリーとテーマはもとより、舞台となる長崎や九州各所の美しい景色も見どころ。

ストーリー:
長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち(岩松了)。
ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる(加瀬亮)の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の面倒を見ていた。

迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。
苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。

(シネマトゥデイ)








2016年 最初の鑑賞作品です。(自宅での鑑賞)
WOWOWでも、だいぶ前に放送されてたものを、やっと今頃観ることができました。(^^;


正月早々、認知症の母と、介護する息子のお話。
でも決して暗いお話ではなく、そこかしこに笑いを照りばめた秀作であります。


原作のコミックを読んでいたので、「あの場面」が実写でも、まったく違和感なく再現されて
その完成度の高さに涙した場面がいくつかありました。

私の母はガンで亡くなったので、認知症の親族を介護する苦労とかは知る由もなく
この映画をみて具体的な介護ホームの生活などを知りました。


当然、実際はもっと辛く厳しいものだと思いますし、ここで描かれた日常はある意味、事実の一側面だと思います。

映画として、「本当に演技のできる役者さん」が大勢集まって、各役者さんの芝居を観てるだけでも、充実した時がすごせますね。

やはり、お母さん役の赤木春江さん。
私の世代だと、「金八先生」の校長先生役がものすごく印象に残っていますが、認知症になって、過去の日常と現代の日常の垣根がなくなった芝居が素晴らしい。


若いころの母役が原田貴和子さん、そして親友役が原田知世さん。
姉妹出演なのよね。(*^-^*)


高齢化社会になって、本当に「明日は我が身」な内容ですが、いついつまでも健康で元気でいかなければならないなーと思った作品でありました。

そして、認知症になることが決して不幸なことではないという前向きなメッセージでもありました。








(C) 2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年11月16日
上映時間:1時間53分
配給:東風
カラー/ビスタサイズ

スタッフ
監督: 森崎東
原作: 岡野雄一
主題歌: 一青窈
企画: 井之原尊
脚本: 阿久根知昭
プロデューサー: 村岡克彦
音楽プロデューサー: 大川正義
ラインプロデューサー: 林みのる
撮影監督: 浜田毅
照明: 高屋齋
録音: 本田孜
美術: 若松孝市
アニメーション: 遊佐かずしげ
音楽: 星勝 / 林有三
メインテーマ曲: 豊田裕子
編集: 森崎荘三
キャスティング: 今井勉
助監督: 荒川栄二
監督補: 佐藤雅道

キャスト
岩松了、赤木春恵、原田貴和子、加瀬亮、竹中直人、大和田健介、松本若菜、原田知世
宇崎竜童、温水洋一、穂積隆信、澁谷天外、春風ひとみ、根岸季衣、長澤奈央、大門正明
佐々木すみ江、正司照枝、島かおり、今井ゆうぞう、長内美那子、志茂田景樹





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  • ペコロスの母に会いに行く

    Excerpt:  『ペコロスの母に会いに行く』を吉祥寺のバウスシアターで見ました。 (1)本作は、ペコロス(小さなタマネギ)という愛称の主人公・雄一(岩松了)が、10年前に認知症を発症した母親・みつえ(赤木春恵)を.. Weblog: 映画的・絵画的・音楽的 racked: 2016-01-01 22:12
  • ペコロスの母に会いに行く

    Excerpt: 離婚後、長崎で息子まさき、認知症の母ちゃん・みつえと三人で暮らしている岡野ゆういちは、趣味の漫画や音楽にうつつを抜かすダメサラリーマン。 みつえを一人で家に置いておくことが危なくなってきたため、悩みな.. Weblog: 象のロケット racked: 2016-01-03 02:02
  • ショートレビュー「ペコロスの母に会いに行く・・・・・評価額1700円」

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