『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』('15初鑑賞92・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
12月19日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 18:15の回を鑑賞。2D・字幕版
12月26日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:00の回を鑑賞。2D・字幕版
チェック:
SF映画の金字塔にして世界中で愛され続ける人気シリーズの新3部作第1章で、『スター・トレック』シリーズなどのJ・J・エイブラムスが監督を務めた超大作。
ジョン・ボイエガやデイジー・リドリー、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、旧シリーズのマーク・ハミルやハリソン・フォードらが出演。
新たなエピソードやキャラクターと共に、最新鋭の技術とリアルなセット撮影を融合した映像にも期待。
(シネマトゥデイ)

スターウォーズ・シリーズは特別篇・EP-1の3D版も含め、全て劇場で鑑賞してきました。
あれから随分時が過ぎて、「スター・ウォーズ」のことを見たことも聞いたこともない観客が増えたので、評価も思ったよりも賛否両論多くて少々びっくり。(なかにはにわかSWファンもいるようだが)
ま、とにかく、冒頭・・・20世紀FOXのロゴ&ファンファーレがなくなったのは寂しい気もするが・・・静かにルーカス・フィルムのロゴのあと “A long time ago~” そして おなじみのメインテーマ!! もーこれだけで鳥肌ものでテンションMAXな自分がいるのです!!
自分の中で『スター・ウォーズ』は別格なのですよ。
さて物語。エピソード6『ジェダイの帰還』からおよそ30年後ということで、主人公は女の子レイ。
それにファースト・オーダー(新世代の帝国軍みたいな)のストーム・トルーパーだったフィン。
そして、仮面の男:カイロ・レン。
この3人がメインで展開していきます。
旧3部作(エピソード4~6)のレジェンドと呼ばれる3人、そして数々のキャラも登場。
J・J・エイブラムス監督の絶妙なバランス感覚による見事な演出。
旧作を愛する人も全く知らない人も没頭させられる上手さ。この人すごいわ。
プレッシャーも相当なものだったと想像できる。
レビューを読んでみると、「スターウォーズなので中身がない」と書いている方がいたが、一体なにを言っているのだろう思った。これほど深い哲学のある物語のどこをみているのでしょうか。
観客の想像力も随分低下しているんちゃうかな。
映画を観るというのは、たんなる娯楽(エンタメ)だけじゃなくて、自身の感性や想像力(創造力)を鍛えることにもなるのです。
内容のことでいろいろ書きたいのだが、ネタバレになるので、下のほうで書きたいと思います。
以下多少ネタバレ要注意。


メイン・キャラの一人、カイロ・レンですが、物語中盤でその正体が明かされます。
そして、ルーク・スカイウォーカーが姿を消した理由でもある。
その後の衝撃的展開では、シリーズ史上、最も重い罪を背負うこととなります。
シェイクスピアの戯曲でこういうのがあったなぁ。
「父親殺し」・・・父と息子の関係性、ルークとアナキンでは息子が父の善の心を呼び戻したといえるが、今作の二人はかなり悲惨なものがある。願わくば、彼には生きててほしいとは思うが、演者さんも高齢ですからね。
もう一人、レイ。
レイはカイロ・レン以上の強力なフォースを持っていて、今作でそれが「覚醒」する。
さてこれほどのフォースを持っているということは・・・カイロ・レンはレイの心を探るときに、ハン・ソロのことを「父のように思っている(慕っている)」、と言っていました。
そしてレイがレイアと合ったとき、お互い昔から知っているようにハグする場面があります。
(ちなみにレイアは母としてではなく、親族としてのハグだったと思います)
そして、最後の最後に、ある人と会うのですが・・・
レイについては、ほとんど正体があかされません。今後の続編を楽しみにするしかありませんね。
映像面の進化は当然、シリーズ史上最もスピード感に溢れた作品になっています。
まだまだ疑問点や気になる場面等あるので、年内にもう一回見に行く予定。
(あのストームトルーパーがジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)なのかどうかも確認します(^^;)
はじめて観る方は、今作エピソード7を劇場で観てから、エピソード4~6、そして1~3の順番でみることをお勧めいたします。(*^-^*)
追記:
BB-8のこと書くの忘れてた!
このドロイドの可愛らしさは特筆ものでございます。
しぐさがいちいちかわいいのよね。
レイに「着いてきていい」と言われたときに「イェーイ!」みたいに叫んだり、階段降りるときしっかり確認して降りたり、ちょっといじけてみたり。
BB-8 ほしい!!

(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
英題:STAR WARS: THE FORCE AWAKENS
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年12月18日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
製作会社:ルーカスフィルム
上映時間:135分
カラー/シネスコ
スタッフ
監督・脚本・製作: J・J・エイブラムス
脚本: ローレンス・カスダン / マイケル・アーント
製作: キャスリーン・ケネディ / ブライアン・バーク
製作総指揮: トミー・ハーパー / ジェイソン・マクガトラン
撮影監督: ダン・ミンデル
プロダクションデザイン: リック・カーター / ダーレン・ギルフォード
編集: メアリー・ジョー・マーキー / メリアン・ブランドン
衣装: マイケル・カプラン
視覚効果・アニメーション: インダストリアル・ライト&マジック
音楽: ジョン・ウィリアムズ
キャスト
ハン・ソロ: ハリソン・フォード
レイア・オーガナ: キャリー・フィッシャー
カイロ・レン: アダム・ドライバー
レイ: デイジー・リドリー
フィン: ジョン・ボイエガ
ポー・ダメロン: オスカー・アイザック
マズ・カナタ: ルピタ・ニョンゴ
スノーク: アンディ・サーキス
ハックス将軍: ドーナル・グリーソン
キャプテン・ファズマ: グウェンドリン・クリスティー
C-3PO: アンソニー・ダニエルズ
R2-D2: ケニー・ベイカー
チューバッカ: ピーター・メイヒュー
ルーク・スカイウォーカー: マーク・ハミル
マックス・フォン・シドー
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2015-11-13

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この記事へのコメント
スターウォーズの音楽といい、重厚な世界観を支える、様々な、豊富なメタファーに魅了されっぱなしですね。
俳優たちの健在も目の当たりに出来て良かったです。あのハン・ソロやルーク、レイアの活躍がまた目に出来るとは思いもしませんでしたから。完成度の高いドラマは完結したものの、そこから、また再起するというのは、難しいと思いますから。
ハンは無念でしたが、ジェダイの闘いは、歴史に刻まれ、名誉の戦死を遂げたものとして記憶されると思います。最も、愛する子に叛かれたのは、ショックでもあり、また、父親として受け止めねばならなかったと思います。されど、叛乱軍の中核だったハンに対する、レンの過失、この代償は大きいでしょうね。
いつもありがとうございます。
ヘタレなレンの今後はどうなるか、レイの過去とか、フィンのこれからとか、きになることがいっぱいありますね!!
エピソード8の公開がまちきれません♪(*^-^*)