『アナと雪の女王』('14初鑑賞25・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
3月15日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン8にて 13:40の回を鑑賞。(字幕)
3月21日(金・祝) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 16:35の回を鑑賞。(吹替え)
解説:
アンデルセンの童話「雪の女王」をヒントに、王家の姉妹が繰り広げる真実の愛を描いたディズニーミュージカル。
触れた途端にそのものを凍結させてしまう秘密の力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変えてしまったことから、姉と王国を救うべく妹アナが雪山の奥深くへと旅に出る。
監督は、『サーフズ・アップ』のクリス・バックと『シュガー・ラッシュ』の脚本家ジェニファー・リー。
愛情あふれる感動的なストーリーはもちろん、美しい氷の世界のビジュアルや個性的なキャラクター、壮大な音楽など、ファンタジックな魅力に酔いしれる。
あらすじ:
エルサとアナは美しき王家の姉妹。
しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。
行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。
(シネマトゥデイ)

前日の金曜に「プチぎっくり腰」になって、この日も絶対安静にしなければダメだったんですが、座席予約をしていたのと、だいぶ具合が良くなったので、観に行ってきました。(^^;;
今回は2D:字幕版での鑑賞です。
ミュージカルということで、言葉の形態とか音感の流れで、やはり原語:英語での鑑賞が一番良いと思われます。特に今回は、楽曲の素晴らしさ(アカデミー受賞)もあって、大いに期待しての鑑賞でありました。
また、ディズニー作品らしい、素晴らしい映像とのコラボレーション、まさに映画館で観るべき、芸術作品だと思いました。
エルサとアナの性格の対比が興味深いです。
しっとりと落ち着いた、いかにも女王らしい姉と現代的で恋に恋する妹。
そして、夏にあこがれる雪だるま:オラフが良いですねぇ。
ストーリー展開で、厳しい評価をしている方も多いようですが、(その気持ちは解る)小さいお子さんを含めた家族で観ることを前提とした作品なので、わたしはこれでいい塩梅だと思います。
最後の「愛」の定義。 どういうものが「真実の愛」なのか。
「愛」といっても、男女の恋愛だけを指すのではなくて、世の中には様々な「愛」があふれています。
今作では、その「愛」の形を、従来のディズニー作品とはちょっと違う「愛」の形を見せてくれた初の作品だと思います。
ミュージカル作品なので、映像と楽曲によって織りなす「愛」の形を、劇場でご覧ください♪
オリジナル英語版も素晴らしかったのですが、日本語吹き替え版も評判が良いし、YouTubeで観た、松たか子さんの歌唱による「LET IT GO」もすごく良かったので、吹替え版も観に行ってきます♪
※以下3月21日追記
吹替え版を鑑賞。
今まで観た中で、一番素晴らしい吹替え版でした!!
オリジナル英語版よりも、良いんじゃないかと思った初めての吹き替え版です!!
エルサ役:松たか子さんの声の演技&歌 鳥肌立つぐらい良かったんですが、それ以上にびっくりしたのが、アナ役の神田さやか(漢字わからん)。
松田聖子の娘くらいしか認識なかったんですが、いや、ここまで声の演技&歌が素晴らしいとは思いませんでした。吹替えの歌で涙が出た初めての経験であります。
雪だるまのオラフ役のピエール瀧さん、この方も芸達者ですよね~。
『あまちゃん』の寿司屋の大将とは全然イメージの違う役柄をここまで見事に演じるとは、感動です。
日本語吹き替えのサントラも欲しいですね♪

2013年/アメリカ/ディズニー映画/102分/シネスコ/
監督:クリス・バック 、ジェニファー・リー/脚本:ジェニファー・リー/音楽:クリストフ・ベック/
声の出演:クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド、サンティノ・フォンタナ/

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