『ted/テッド』('13初鑑賞11・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
1月19日(土) 神戸三宮ミント神戸 スクリーン7にて 15:50の回を鑑賞。
解説:
『ザ・ファイター』のマーク・ウォールバーグ主演のドタバタ異色コメディー。
命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす騒動を、にぎやかなタッチで映し出していく。
監督とテッドの声を務めるのは、テレビアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」などの製作に名を連ねるセス・マクファーレン。
固い絆で結ばれたテッドと主人公に嫉妬するヒロインを、『ブラック・スワン』のミラ・クニスが演じる。かわいいルックスとは裏腹に、言動すべてがオッサンなテッドには爆笑必至だ。
あらすじ:
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。
彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。
それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。
ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。
(シネマトゥデイ)

いや~これ、最高に面白かったです。(*^^*)
ただ、観る人を選ぶ作品ですね。(^^;
R15指定になっておりますので、15歳以下はみちゃだめなんですが、大人の方でも、どぎつい下ネタの連続には、少々拒否反応を起こすかもしれません。
80年代の映画に思い入れのある方には、たまらない小ネタが満載です!
自分も80年代の映画や音楽が一番面白かったと思っている人間の一人なので、画面のあちらこちらに、さりげなくある小ネタに、口元が緩んでしまいました。
また、意外な人物が実名で登場します。
『トップガン』のトム・スケリットや、ミュージシャンのノラ・ジョーンズ。
『グリーン・ランタン』のライアン・レイノルズや、写真で”ダメなほうのスーパーマン”のブランドン・ラウスに『トワイライト』シリーズのテイラー・ロートナー。とくにテイラー・ロートナーの登場の仕方は爆笑してしまいました。
ナレーションは『スター・トレック』のピカード艦長:パトリック・スチュワート。
さてさて、物語ですが、 80年代の子供の頃の主人公。
ユダヤ人のいじめられっこにも相手にされない、孤独なジョン。
クリスマスのプレゼントにもらったテディ・ベアのぬいぐるみが普通に喋って友達になってほしいと願い事をします。
翌朝、奇跡が起き、ぬいぐるみに命が宿ります。
・・・と、すごくファンタジックな出だし。
そして27年後。 ぬいぐるみのテッドは、かわいい外見とは裏腹に、下ネタ連発、大麻を吸うオヤジになってしまいました。(^^;
ジョンの携帯の着メロ、愛する彼女の番号が「帝国軍のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」、テッドが「ナイトライダーのテーマ」だったり、『フラッシュ・ゴードン』本人が登場したり、ノラ・ジョーンズのコンサートに乱入してものすごい音痴で歌ったのが『007/オクトパシー』の主題歌:オール・タイム・ハイだったりと、おもわずニンマリしてしまうネタの連続。(*^^*)
そしてクライマックスには、思わず涙してしまう場面があります。
映画好きにはおすすめ、80年代が好きな方には超オススメ、テッドがかわいいから観ようと思っている方はちょっと待て、下ネタに免疫が無い方は特に注意。(^^;
雷が落ちたときに歌う歌は最高です♪

2012年/アメリカ/106分/ビスタ/
監督・脚本:セス・マクファーレン/
出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、セス・マクファーレン、ジョエル・マクヘイル/

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