『幸せの教室』 ('12・初鑑賞55・劇場)

☆☆☆★- (10段階評価で 7)
5月12日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター4にて 13:10の回を鑑賞。
解説:
トム・ハンクスが『すべてをあなたに』以来、久々に監督、脚本、主演を務める。
リストラから気持ちを切り替え通い始めた大学で運命を変える女性に出会う中年男性を描く
ヒューマン・ドラマ。
大学を卒業していないがために仕事をクビになる男にトムがふんし、教えることへの熱意を
なくした教師をジュリア・ロバーツが演じる。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のタラジ・P・ヘンソンや『ジャッキー・ブラウン』の
パム・グリアなど多彩な俳優陣が共演。
トムが、自身のイメージにぴったりの心が温まるストーリーで観る者を魅了する。
あらすじ:
ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大学を出ていないという理由から長きにわたって勤務してきた
スーパーをリストラされてしまう。その後、隣に住む夫婦の勧めで地元の大学に通うことに。
大学での新生活に希望を抱くラリーだったが、ラリーを教える教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)
は仕事への情熱を失っていた。
しかし、そんな二人の出会いがお互いの人生を大きく変えていく。
(シネマトゥデイ)

レビューを観ると、なかなか厳しい評価が多くて、中には駄作とまで言い切っておられる方も
いらっしゃいますねぇ。(^^;;;
ま、たしかに、予告編のイメージ・・・深い人間ドラマのような売り方・・・とは全く違っていたので
その辺りで評価が厳しくなったのではないかと思われ。。。
でも、わたくし個人としては、好きな作風ですし、決して駄作とは思いません。
深くはないわね~。全編軽いし、はっきりいってコメディーだし。
現実的でもないです。こういう人間性の方は実際にいてはるか疑問です。
けど、映画としては充分にありやと思います。
俺は大卒だから本社勤務なんだと威張っていた元上司が、ラリーの家まで宅配ピザの配達を
してる・・・
「このご時勢だから、チップはないよ。あ、でも釣りはとっておいてくれ」と言われて
「ありがとう、助かる!」と喜ぶ元上司。
映画らしい現実の描き方だと思います。
ジュリア・ロバーツとのロマンスは唐突すぎて無理やりやなぁ~と思う反面、こういうことも
あってもええんちゃうかなぁ~と思ったりしました。(^^;
出てくるキャラは基本良い人ばかりです。
経済学のマツタニ教授役で、ジョージ・タケイさんが登場。笑い方に特徴のある役柄。
ラリーの基本楽観主義的生き方がすごく好感が持てる一編です♪

2011年/アメリカ/98分/シネスコ/
監督・脚本・主演:トム・ハンクス/音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード/
出演:ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー、タラジ・P・ヘンソン/

この記事へのコメント
劇場はちょっと空いていました。
設定的にありえないかなと思ったけど、アメリカならありかなと。
融資の相談をしてるシーンがたびたびありますけど、相手の女性、トムの
奥様ですよね?
バイク仲間の女の子がかわいかったのと、隣のガラクタ売りの家族とかが
すごくほほえましかったです。でも相手役はジュリア・ロバーツじゃなくても
良かったかなと思いました。
経済学のマツタニさん、笑い方が伊武雅刀ですよねw
いっその事、相手役の女優さん、ダイアン・キートンあたりにやってもらって、
どうかんがえてもくっつかないくらいの設定にしても面白かったのかなと。
いづれにしても、トムはコメディー出身だったなと改めて思いましたね。
期待外れの声が多い作品でしたねぇ。(^^;
私は嫌いではないんですが、そう何度も観ようとは思いません。
銀行の女性、トム・ハンクスの実の奥様のようです。
それと、メリル・ストリープの娘さんも出演していたみたいです。
(バイク仲間の女の子?)
ジュリア・ロバーツは旬を過ぎてる感じがします。(^^;
個人的にはマツタニ教授asジョージ・タケイさんの出演が嬉しかったです。
『スター・トレック』のヒカル・スールー(吹き替えでは、ミスターカトウ)さん健在って感じで。ゲイで同性婚したことで有名ですよね。(^^;
トムは、監督業はあまりむいていないのかもしれませんね。
作品の雰囲気は好みですが。。。