『戦火の馬』 ('12初鑑賞26・劇場)

☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
3月2日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:40の回を鑑賞。
解説:
1982年にマイケル・モーパーゴが発表し、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いたイギリスの
小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。
第1次世界大戦下を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイの掛け替えのない
きずなの物語が展開する。
主人公の少年を演じるのは、新星ジェレミー・アーヴァイン。
共演は『ウォーター・ホース』の実力派女優エミリー・ワトソン。
壮大かつ感動的な物語の行方に注目だ。
あらすじ:
農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に
売られ、フランスの戦地に送られてしまう。
敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。
一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため
激戦下のフランスへ旅立つ。
(シネマトゥデイ)

お馬さんが主役です。(^-^)
何頭かで、馬のジョーイを演じているそうですが、お馬さんの目は優しく純粋な輝きで美しい。
原作小説を舞台化したものをスピルバーグ監督が鑑賞し、大感動。
そして、映画化したものだそうです。
テレビでほんの少しだけ、舞台版の映像を観ました。馬はパペット(操り人形)で表現してて、
こちらの舞台版もぜひ観てみたいです。
さて映画版の感想。
第一次世界大戦時のイギリス、フランス、ドイツ。
言語は英語で統一されていて、フランス人もドイツ人も英語で会話していました。
数奇な運命のジョーイ。
でも福運があったのか、行く先々で、人間性の良い人たちにめぐり合います。
ジョーイを基準にして、様々なエピソードが展開され、スピルバーグらしい、ベタな部分も
たくさんありますが、観ていて心地よかった。(^-^)
戦場シーンの迫力はスピルバーグならでは。
ここ最近これほど迫力のある、すごい戦場シーンはお目にかかっていない。
ジョーイが疾走する場面、映像的に美しく、また、戦場の悲惨さを醸し出しています。
(今作では『プライベート・ライアン』のような直接的な描写はありません。)
イギリス軍兵士と敵のドイツ軍兵士が協力して有刺鉄線に絡まったジョーイを、救出する
場面がもっとも印象に残った。
お互いジョークを飛ばしながら、一本一本、有刺鉄線を切断していきます。
その後の場面でやはり涙。 この展開は十分に予測できたんですが、やっぱり泣けますね。
フランス人少女エミリー役のセリーヌ・バケンズ。
今回初めて姿を見ましたが、なにか輝くものがありますね。すごい大女優になりそうな予感。
総じて、やっぱり、スピルバーグ作品は好き♪(^-^)

2011年/アメリカ/146分/シネスコ/
監督:スティーヴン・スピルバーグ/原作:マイケル・モーパーゴ/音楽:ジョン・ウィリアムズ/
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン/

この記事へのコメント
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
コメントありがとうございます♪
お褒め頂き、恐縮です。(^-^)
また、遊びに来てくださいね!