『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 ('12初鑑賞33・劇場)




☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
3月17日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 12:00の回を鑑賞。


解説:
イギリス初の女性首相として強力なリーダーシップを発揮したマーガレット・サッチャーを、
『クレイマー、クレイマー』『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープが演じる人間ドラマ。
1979年の就任以来、強気の姿勢でイギリスを導いて“鉄の女”と称されたサッチャーの誰もが
知る姿と、その裏に隠された孤独な一面を繊細に描き出す。

監督は、『マンマ・ミーア!』でメリルと組んだフィリダ・ロイド。
サッチャーの夫を、『アイリス』や『ハリー・ポッター』シリーズのジム・ブロードベントが演じる。
ハリウッドを代表する演技派女優、メリルの渾身(こんしん)の演技が見どころだ


あらすじ:
1979年、父の教えである質素倹約を掲げる保守党のマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)
が女性初のイギリス首相となる。“鉄の女”の異名を取るサッチャーは、財政赤字を解決し、
フォークランド紛争に勝利し、国民から絶大なる支持を得ていた。

しかし、彼女には誰にも見せていない孤独な別の顔があった。


(シネマトゥデイ)









メリル・ストリープの名演技、これを観るだけでも充分に価値のある作品。


冒頭から、その名演技に圧倒されます。 
認知症を患っている晩年のサッチャーが牛乳を買いに行く場面。


その特殊メイクの技術も素晴らしく、それ以上に、本当のおばあちゃんにしか見えない演技。


演出と編集も実に上手いなぁと思いました。
亡き夫と会話する場面は、なんだか切ない気持ちになります。


夫役、名脇役のジム・ブロードベントも、すごく安心感のある方で、この方が画面に出ると
なんだかすごく落ち着くんですよね。



物語は、ほかのブロガーさんもおっしゃっている通り、ヒューマン・ドラマとしてのサッチャー
なので、いわゆる「鉄の女」をイメージさせる場面はほとんど無かったように思います。


フォークランド紛争の場面も、短時間でさらっと描いていました。



監督が女性の方なので、女性らしい繊細な部分が協調されていたように感じました。


ラストの夫の幻影が去っていく場面は、長年愛し支えてくれた夫が去る寂しさも感じますが
認知症がすこし改善された・・・明るい未来を案じさせる描き方で好感が持てました。


こういう部分は女性の感性ならではと思いました。



威厳のある声の出し方をレッスンする場面は『英国王のスピーチ』を連想してしまいますね。
決して派手な作品や娯楽作品ではありませんが、観ておいて損はないと思います。(^-^)







2011年/イギリス/105分/シネスコ/
監督:フィリダ・ロイド/脚本:アビ・モーガン/
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、オリヴィア・コールマン、ロジャー・アラム/




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この記事へのコメント

2012年03月20日 18:29
TBありがとうございます。

地味ですが、観て損はない作品~私も同感です。
2012年03月20日 21:14
yutake☆イヴさん>
コメント&TBありがとうございます♪
編集が上手かったので、あまりだれませんでした。

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