坂の上の雲 第13(最終)回「日本海海戦」

3年かけて放送(毎年12月)した本作もいよいよ最終回。
まさに「大河ドラマ」というのにふさわしいスペシャル・ドラマ『坂の上の雲』。
あらすじ・・・
1905(明治38)年5月27日、巨大な艦影が1艦また1艦と三笠の前に姿を現し、いよいよ
連合艦隊とバルチック艦隊の戦闘が始まった。連合艦隊は、世界の海軍戦術の常識を
打ち破る異様な陣形をとる。真之(本木雅弘)が水軍の戦術案からつむぎ出した、艦隊
を敵前でターンさせるという捨て身の戦法だ。
東郷(渡哲也)は、「まず敵の将船を破る」という真之の戦術原則のとおりに艦隊を運用。
三笠の砲弾が目標である敵の旗艦「スワロフ」に命中した。
2日間にわたる七段構えの攻撃を受けたロシア艦隊は、主力艦をことごとく撃沈、自沈、
捕獲され、ついに白旗を掲げて降伏。連合艦隊は、奇跡といわれた歴史的勝利を収める。
そのころ、満州の最前線にいた好古(阿部寛)のもとに母・貞(竹下景子)の死を伝える電報
が届く。帰国した真之は、この戦争で敵味方ともに数多くの犠牲者を出したことに耐えられず、
その苦しい胸中を妻・季子(石原さとみ)に打ち明けるのだった。
9月5日、ポーツマス日露講和条約調印。
日本の国力は限界に来ていて、ロシアと講和を結んだとはいえ実状はかろうじて引き分けた
というようなものだった。しかし、国内では新聞が「弱腰の講和」と政府を批判し、不満をもつ
民衆が日比谷焼き打ち事件を起こした。
12月21日、各艦の司令官、艦長らが旗艦「朝日」に来艦。
連合艦隊の解散式が行われ、東郷が真之の書いた「連合艦隊解散の辞」を読み上げる。
戦争終結からしばらく経ったある日、好古と真之が久しぶりに顔を合わせる。
松山の海に船を浮かべ、兄弟で釣りをするふたりの胸に去来する思いとは……。
真之は大正7(1918)年2月4日、満49歳で没した。
最期の言葉は「みなさん、いろいろお世話になりました。これから独りでゆきますから」だった。
好古は陸軍大将で退役したあと、故郷の松山に戻り私立の北予中学の校長をつとめ、
昭和5(1930)年11月、71歳でこの世を去った。
(公式ホームページより)
日本海海戦をどう映像化してくれるのかなと期待していましたが、期待以上の出来で
ほんとに嬉しくなりました。
昨日映画館で鑑賞した『山本五十六』と比べ物にならないくらいの出来栄えで、ほんと
こちらを劇場で公開しても、充分いけるんちゃうかと思います。(^-^)
また、日本側だけを描いているのではなくて、ロシア側もしっかりと描いていることに
好感大。ロシアの将兵を演じた役者さんたちも見事な演技を見せてくれました。
まさに画面に釘付け状態。 TVのドラマでこれほど真剣に画面に引き込まれたのは
ほとんどないですね。
降伏したロシアの艦に乗り込み、ロシアの戦死者の遺体に手を合わせる真之。
母が亡くなった直後に帰郷し、その夜、日本とロシアの戦死者のために坊主になって
供養をしたいと泣きじゃくる・・・胸に迫る場面でした。
妻・季子:石原さとみの演技も素晴らしかったですね。
真之が49歳で亡くなったとは、若すぎますよね。
好古は昭和5年まで、生きてたのかぁ。
あの老け顔特殊メイクは少々違和感がありましたが、「大河ドラマ」みたく若い顔のまま
よりかはよっぽどましですね。(^^;
観終わったあとの充実感。 スタッフのみなさん本当に良い仕事しましたね♪
超豪華な役者陣も良い仕事してました♪(^-^)
いや~ほんとに良いものみせてもらいました♪
(来年の大河のハードルが、これでかなり高くなってしまいますね(^^;;)

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