『SAW3/ソウ3』 ('11初鑑賞162・WOWOW)

☆☆☆-- (10段階評価で 6)
11月18日(金) WOWOWシネマの放送を録画で鑑賞。
解説:
斬新なアイデアと巧みなストーリー展開が話題を呼び、世界的大ヒットを記録した
サスペンス・スリラー『ソウ』シリーズ第3弾。
密室に監禁された者たちが凄惨(せいさん)なゲームに翻ろうされ、究極の恐怖を体感する。
シリーズを生み出したジェームズ・ワンと、リー・ワネルのコンビが原案と製作総指揮を務め、
前作に引き続きダーレン・リン・バウズマンが監督を担当。
想像を絶する恐ろしい死のゲームの行方や、ついに明かされるジグソウの謎と運命に注目。
あらすじ:
殺人現場に呼び出された女刑事ケリー(ディナ・メイヤー)は、鎖に繋がれ、爆弾で飛び散った
死体を目撃する。死体が行方不明の同僚ではなかったことに彼女は胸をなでおろすが、
ジグソウはもう動けないはずだったことから、誰の仕業なのか疑問を抱く。
その夜、ケリーは何者かに拉致され、気がつくと地下室に監禁されていた。
(シネマトゥデイ)

グロさパワーアップの第3弾。
さすがに連続して鑑賞すると、食欲がなくなってきますねぇ。。。(^^;;;
今回も、パート2から引き続いての展開。
一人目の”被験者” 全身に鎖を繋がれた姿は、『ヘルレイザー』からぱくったものと思われ
爆弾でバラバラになった肉片をモロに見せるという悪趣味全開な映像です。
メインはジグソウを生きながらえさせるために、弟子のアマンダが拉致してきた女医と、
愛する息子を交通事故で亡くした男の葛藤。
この二人が夫婦だったのには、気づきませんでした。
女医と一緒にいた男は浮気相手だったのね。
その男に、復讐か赦しかと選択を迫ります。 相変わらずジグソウの独りよがりな哲学炸裂。
よくこれだけ、えげつない拷問を考え付くものやなぁと、感心。
かなり胃にきそうだったのは、腐った豚の死骸をスクラップにして、ゲル状になったものが
迫りくる描写。これは気持ち悪かった~。。。
凍死する場面や、身体の関節を機械仕掛けで無理やり回転させる装置など、エグい描写
満載ですが、一番痛々しかったのは、ジグソウの開頭手術の場面でした。
いかにエグい描写をみせるかにこだわったょうですが、意外にも、第1作の前日談的部分
も描いており、また第2作の刑事のその後も描いているので、脚本的にはしっかりしてるなぁ
と感じました。
まぁ、でも、女医の顔面が吹っ飛んだ映像は別に見せんでもええんちゃうかと思いましたが・・・
この3作で、とりあえず、初代ジグソウ(2代目アマンダ)編は終了のようですが
このあとも、いろいろ手を変え品を変え、続くんですよねぇ。
ちょっと毛色の違う作品を挟んでから、続編を鑑賞していきたいと思います。(^^;;

2006年/アメリカ/108分/ビスタ/
監督:ダーレン・リン・バウズマン/脚本:リー・ワネル/
出演:トビン・ベル、ショウニー・スミス、アンガス・マクファーデン、バハー・スーメク、ディナ・メイヤー/

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