『TEKKEN -鉄拳-』('11初鑑賞44・WOWOW)

☆☆★-- (10段階評価で 5)
3月27日(日) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。
解説:
世界中で人気の格闘ゲーム「鉄拳」シリーズを、『アナコンダ2』のドワイト・リトル監督が
映画化した本格派アクションドラマ。
大財閥の手先に母親を殺され、復讐(ふくしゅう)を誓った青年がその足掛かりとして史上最大の
武術トーナメント大会に挑む様をパワフルに見せる。
主人公の仁を、『トム・ヤム・クン!』でトニー・ジャーとも共演したジョン・フーが演じる。
武術やキックボクシングやムエタイなどのあらゆる技を取り込んだ、本気のアクションシーンは圧巻。
あらすじ:
強大な力を持ついくつかの財閥が実権を握っている世界。仁(ジョン・フー)は、テッケン財閥が
支配するアメリカの首都、テッケン・シティの塀の外側にあるスラム街・アンビルで密輸をしながら
生計を立てていた。
だが、ある晩、テッケン財閥のロボット警備隊が突然彼の家に現れ、母(タムリン・トミタ)を殺害する。

ゲームの実写映画化で成功したものは無いですよね。
なのに懲りもせず、製作された一編。
まったく期待せずに鑑賞したのが良かったのか、そこそこ楽しめました。(^^;
格闘シーンはよく出来てると思う。
ストーリーはあってないようなもので、ゲームの雰囲気が楽しめればええんちゃうかな。
母:風間準役のタムリン・トミタさん、最近では(・・・といっても数年前だが)
ローランド・エメリッヒ監督の『デイ・アフター・トゥモロー』に出演してましたね。
その時から、『ベスト・キッド2』の頃の面影はすっかり無くなって、普通のおばちゃんに
なっておりました。(^^;
日本語で話す場面もありますが、日系人だからと言って喋れるわけでもなく
いかにもアメリカ人が無理して変な日本語をしゃべってる感じになってしまっております。
ゲームのキャラ自体がかなり濃いので、映画ではどうかなと思っておりましたが
意外と絵になってますね。
マンガやゲームのキャラになりきるのは、やはり海外の役者のほうが上手い。
三島平八を演じたケイリー・ヒロユキ・タガワさん、見事ななりきりっぷり。(^^;;
ミシマヘイハチという名前を、ちゃんと日本語の発音で喋ってました。
作品としては、たいしたものではないんやけど、ちょっとした変わり種ってことで
BD-Rに残しておくことにしました。

2009年/アメリカ/93分/ビスタ/
監督:ドワイト・リトル/
出演: ジョン・フー、ケリー・オーヴァートン、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、イアン・アンソニー・デイル/

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