『つぐない』 ('09初鑑賞167・WOWOW)




☆☆☆★- (5段階評価で 3.5)
11月13日(金) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。


解説:
ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が
映画化。幼く多感な少女のうそによって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄(ほんろう)される姿と、
うそをついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれる。

運命に翻弄(ほんろう)される男女を演じるのはキーラ・ナイトレイと『ラストキング・オブ・スコットランド』
のジェームズ・マカヴォイ。映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密(ちみつ)な構成でスクリーン
に焼きつけた監督の手腕に注目。


あらすじ:
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように
育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。
しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、ロビーに無実の罪
を着せ、刑務所送りにしてしまう。
(シネマトゥデイ)









キーラ・ナイトレイが主役のような宣伝でしたが、実際は、妹のブライオニー視点による物語。
出だし、ベートーヴェンの第9 第2楽章のような軽快な曲にタイプライターの音が交わる。
ここから、一気に映画の世界に引き込まれました。


『つぐない』というタイトルの意味が解るのは、後半になってから。
すべては、ブライオニーのついた嘘から始まったのです。


少女時代のブライオニーを演じた シーアシャ・ローナン、どことなく広末涼子と加護ちゃんを
足して2で割ったような雰囲気ですね。

とても良い雰囲気を醸し出してました。





観る前はたわいのない恋愛ものかと思いきや、これが意外とスケールの大きいお話で
ダンケルクの海辺の場面など、どないやってこんだけ 1カットで撮影したんやろ?と
思わせるほどすごい場面もあります。


また、映画の前半には、話の進行が一瞬でちょっと前に戻ったりして、少々混乱しそうになる
ところもいくつかありますが、そこがツボ。このミステリー風の味付けが心地よかったりします。



看護師時代(18歳)の場面では、ちょっと目をそむけたくなる場面もあります。
その兵士の場面で、おもわず涙が出た。(物語の本筋とはあまり関係ないかも)



自分のついた嘘で、姉と恋人を引き離してしまったことへの”つぐない”。
その代償はとてつもなく大きなものだったのですね。


せめて、小説の中だけでも、幸せな二人を描くことが彼女の”贖罪”だった・・・
すごく重厚な物語でした。 








2007年/イギリス/123分/ビスタ/
監督:ジョー・ライト/原作:イアン・マーキュアン/音楽:ダリオ・マリアネッリ/
出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン、
     ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ/


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この記事へのコメント

2009年11月17日 21:27
私も初めて見た時、こんなにも戦場のシーンがすごいとは全く知らなかったので、ビックリしてしまいました(>_<)!!
それにこんなにも、悲劇のラブストーリーだったなんて(涙)!!
最後になってめちゃくちゃそれにも驚かされました。
ジェームズ・マカヴォイ、良かったですよね~!!
2009年11月17日 21:51
マキサさん>
コメントありがとうございます♪(^-^)
戦場の場面(ダンケルクの海辺)には驚きましたね。
CGも使っているとは思うけど、あの臨場感はすごかった。

一生かけての贖罪、胸に迫るものがありましたね。
ジェームズ・マカヴォイも芸達者ですよね。
実に見応えのある、ラブ・ストーリーでした。(^-^)

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