『007／慰めの報酬』 （'09初鑑賞7・劇場）
☆☆☆★－ （5段階評価で 3.5）
1月17日（土） 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13：35の回を鑑賞。先行上映。
解説：
イギリスの諜報部に属するスパイ、ジェームズ・ボンドの諜報活動を描く人気スパイ・アクションの
シリーズ第22弾。 前作のエンディングから続く本作では、任務と個人的な復讐（ふくしゅう）の間で
葛藤（かっとう）するボンドの姿を映し出す。
監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。
ボンド役をダニエル・クレイグが続投し、『潜水服は蝶の夢を見る』のマチュー・アマルリックが悪役で
登場する。世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される。（シネマトゥデイ）
あらすじ：
愛する人を失ったジェームズ・ボンド（ダニエル・クレイグ）は、彼女を操っていたミスター・ホワイト
（イェスパー・クリステンセン）を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。
それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン（マチュー・アマルリック）が南米のある政府の転覆と
同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。（シネマトゥデイ）
前作 『カジノ・ロワイヤル』の完全な続編になります。
観てなくても楽しめますが、見といたほうが、キャラに感情移入しやすいでしょう。
自分は、前日にBlu-rayで復習しました。（＾。＾）
まず、出だしですが、トレードマークともいうべき、例の場面がありません。
（こちらに向かって銃を撃って、画面に血が垂れるやつ）
なので、「ん？ないの？」と思ってしまいました。（＾＾；；
ちなみに この場面は、最後の最後に出てきますので、どうぞご心配なく。
上映時間が106分。 007シリーズにしては短いです。（シリーズ中一番短いらしい）
それ故に、しょっぱなからアクション・シーンの連続です。
ただ、やっぱりこれも カメラ寄り過ぎで、なにやっとんかよー解らん部分もあります。
（この撮り方は最近の流行りでしょうか？）
といった、不満もありますが、アクションに関しては、充分合格。
ストーリーですが、前作で死んだ ヴェスパーの 復讐が根底にあり、どこか陰々とした空気が
流れています。 ボンドさん人を簡単に殺しすぎ。。。
仲間も敵に簡単に殺されすぎ。。。
ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンドから見始めた私には、ちょっと暗すぎ・・・と思いました。
劇中、シリーズを見続けてる人には、思わずニヤッとさせられるシーンもいくつかあります。
自分は全作観てるわけではないのですが、全身オイルまみれの死体の場面で
『ゴールドフィンガー』を思い出しました。
さて、観終わって、ちょっと考えると、ヴェスパーの扱いがちょっとひどいなぁと。
けっきょく、あんな男のために命をかけてたのかと思うと、ボンドも切ない気持ちでしょうね。
おもしろかったけど、『カジノ・ロワイヤル』の方が好きやな。
オープニングの歌もあんまり良いとは思わん。
次回からは、もっと、007らしい映画を見せてほしいものです。
ダニエル・クレイグは、あと2作の出演契約をしてるらしいので、期待しています。（＾-＾）
2008年／イギリス・アメリカ／ソニー・ピクチャーズ／106分／シネスコ／
監督：マーク・フォースター／音楽：デビッド・アーノルド／
出演：ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト／
映画感想50音別ＩＮＤＥＸ
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この記事へのコメント
確かに今作を見ると、ヴェスパーの価値を下げていますよね･･･あの男が(>_<)
私も「こんな男のために！？」って思ってしまいました(T_T).
こんばんわ♪（＾-＾）
アクション映画としては、すごく良く出来ていると思います♪
ヴェスパー＞やっぱそう思うでしょ。（＾＾；
もうちょっと、気の利いた脚本にしてほしかったなぁと思いました。
みはいるさんは、ちゃんと復習してからみたんですね。えらい！
私もそうすればよかった……。
前作のBD買ってないけど、今作が出る時一緒に買って、
続けてみることにしますわ(^_-)
前作から続けて観ると、また違った見方ができて、
おもしろいと思います。（＾-＾）
さっそく、DVD＆Blu-rayの発売日が決まったようですね。
日本では、6月24日だそうです。
２３日リリースなのに１日早い？
慰めの報酬、ブルーレイ。
amazon.uk
発送からたった５日で到着します。
１７ポンド、2300円
安い。ブルーレイにしてこの安さ。
もうすぐ、star trek 劇場版 ６作品 ブルーレイ発売。
これも９０００円。めちゃやすい。
自分もときたま海外のストアでＢＤを買います。
これには日本語字幕はついているのでしょうか？
付いているのなら買うかも。（＾＾）