『プラネット・テラー in グラインドハウス』 ('07初鑑賞115・劇場)

☆☆★-- (5段階評価で 2.5)
9月29日(土) 三宮シネフェニックス スクリーン3にて 16:40の回を鑑賞。

本来なら”デス・プルーフ”との2本立て上映だったんですが、なぜか1本ずつの上映(--;;
“グラインドハウス”と呼ばれる、センセーショナルなB級映画にオマージュを捧げたアクション・ホラー。“グラインドハウス”好きのクエンティン・タランティーノ監督の同志、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスが監督を務める。ゾンビに立ち向かうセクシーなヒロインにテレビドラマ「チャームド~魔女3姉妹」のローズ・マッゴーワンがふんするほか、ブルース・ウィリス、ファーギーら個性的な面々が脇を固める。映像のブレや傷といった、“グラインドハウス”の特性が忠実に再現されていて味わい深い。
軍人マルドゥーン(ブルース・ウィリス)が細菌兵器をばら撒いたことで、テキサス州オースティンにある町の住民はゾンビ化してしまう。ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。軍隊やゾンビ、頭のおかしい兵士(クエンティン・タランティーノ)など、さまざまな敵がチェリーに襲いかかってくる。 (シネマトゥデイ)

ブロガーの皆様の評価を見てみると、タランティーノの『デス・プルーフ』よりも評価は高いですね。
個人的には、『デス・プルーフ』のほうが断然おもしろかったです!!
今回はロバート・ロドリゲス監督のゾンビ(正確にいうと、ウィルスの感染者)映画ってことで
全編グロ描写満載。内臓ドロドロの顔面膿だらけのグチャグチャ、さらにタマ切り取り(苦笑)
頭 具茶具茶、やりたい放題。
じつを言うとこういうのも好きなんですよぉ。
もっとやれぇー!! って感じで盛り上がってました。(^^;;
でも意外と、エロ描写は控えめなんですよねぇ。
もっと 色っぽいお姉ちゃんがいっぱい出て、魅せてくれんのかなぁ・・・と思ってました。
冒頭のフェイク予告編に出てた、トップレスのお姉ちゃんが一番色っぽかった(^^;;
『デス・プルーフ』同様に、わざとフィルムにキズをつけたような演出が施されており
ラブ・シーンが一番盛り上がる寸前で 「リールを紛失しました。まことに申し訳ございません」
とテロップが出て、次のシーンに飛んでしまったりと芸が細かいです。
こんな映画でも、現在のアメリカを象徴するような場面も・・・
子供が誤って銃を発砲、自分の頭を打ち抜いてしまい、死ぬところなどは
一人の父親として『スパイ・キッズ』なども演出したロドリゲス監督の
深い想いがあるように感じる。
実際、エンドロールの最後にもこの少年が浜辺で遊んでる場面が一瞬挿入
されていることから、余計にそう思いました。
・・・とはいえ、映画作りを楽しんでいることは確かですね。
タランティーノもブルース・ウィリスも ものすごいことになってますが、気楽に楽しむのが
一番よろしいかと思われます。(^-^)

2007年/アメリカ/105分/ビスタ/
監督・音楽:ロバート・ロドリゲス/
出演:ローズ・マッゴーワン 、ブルース・ウィリス 、フレディ・ロドリゲス 、ジョシュ・ブローリン 、マーリー・シェルトン 、ジェフ・フェイヒー 、ステイシー・ファーガソン 、クエンティン・タランティーノ 、ダニー・トレホ 、チーチ・マリン 、ナヴィーン・アンドリュース 、マイケル・ビーン 、レベル・ロドリゲス 、ジュリオ・オスカー・メチョソ 、ニッキー・カット 、エレクトラ・アメリア・アヴェラン 、エレクトラ・イザベル・アヴェラン 、トム・サヴィーニ 、カルロス・ガラルドー 、マイケル・パークス 、クエンティン・タランティーノ 、ダニー・トレホ 、チーチ・マリン/
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この記事へのコメント
細かい演出なのでしょうが
るうも近頃そんな自分に気付いて
少し顔が赤くなりそうでした
お元気ですか?
ブラのサイズ? ぜんぜん気付きませんでした。(^^;
確かによく観ると、カップが小さすぎるのかな?
さすが女性の視点ですね(^-^)