『リトル・ミス・サンシャイン』 ('07初鑑賞7・劇場)

☆☆☆☆- (5段階評価で 4)
1月14日(日) シネ・リーブル神戸 シネマ3にて 16:45の回を鑑賞。

このシーズンでは、満足度No.1の映画だそうです。(ぴあ)
個人的にも、はやく観たい映画でした(^^)
多くの国際映画祭で、スタンディング・オベーションの絶賛を受けたロードムービー。
美少女コンテストのクィーンを夢見る少女とその個性的な家族が、黄色いワゴン車に乗って
コンテスト会場を目指す姿を描く。
機能不全に陥った一家族が、旅を通して再生していくハートウォーミングな展開が見どころ。
第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞など最多3部門を
受賞した。(シネマトゥデイ)

世間でいうところの”負け組”家族のロード・ムービー。
自身の成功論を家族に押し付け、本を出そうとする堅物親父、ケンタッキー・フライドチキンと
スプライトで家族の夕食をすましてしまう母、自殺未遂したゲイの叔父、ニーチェを愛読して
すでに9ヶ月間一言もしゃべらない孤独な兄、エロくてドラッグを愛好してる超不良な祖父
そんな家族が、末娘:オリーヴのミスコン参加のために、借りてきたボロい黄色いワゴンのって旅をします。
いろいろあって、爆笑とはいかないまでも、かなり笑えます。(^^)
バラバラな家族ですが、意識せずに、末娘のために、ワゴンを押して
(ボロいために、クラッチが1速、2速に入らない!)団結してるんですよね。
道中、モーテルで おじいちゃんがオリーヴにいいます。
「”負け組”とは、負けるのをおそれて、戦わない奴のことをいうんだ」
深いですねぇ・・・。
そして、悲しいできごとがあって、なんとかミスコン会場へ。
場内の異様な雰囲気に、そしてライバルの演技を観て負けを確信した親父も兄も
オリーヴにミスコンに出るのをやめろといいます。
でも、オリーヴはミスコンに参加。
そして、クライマックス。 自由演目は、おじいちゃんの振り付けたダンス
これが、えらいことになってまして。(^^;;
会場大騒ぎ、そして家族一致団結!! 観てて笑って涙が出てた。
いまのアメリカ社会を皮肉ったそうです。
そして、家族の団結。 家族ひとりひとりのエピソードがしっかり描かれていて
そして笑わせて泣かせる。 良い映画にめぐり合えました♪
毎日の生活に疲れたときに観たら、元気をもらえる そんな映画です(^^)

2006年/アメリカ/フォックス/シネスコ/100分/
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス/
出演:グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ
アビゲイル・ブレスリン/

↓ スティーヴ・カレル主演作(^^)
40歳の童貞男 [DVD]
この記事へのコメント
こちらでは明けましておめでとう。
今年になっても3回も映画館に行かれてるんですね。
週1回のペース・・・僕は去年は1回だけ、今年はどうなるかなぁ?
みはいる・Bさんの2006年映画ベスト1の「フラガール」が2006年キネマ旬報の邦画部門で第1位にランクされましたよ。
「フラガール」・・・アカデミー外国語映画賞のノミネートは残念だったけれど・・・。
3月16日にDVD発売が決定したので楽しみです。
しずちゃんは、ちょっと違反気味(^o^)丿だけれど、、「ラブ☆コン」でも良い味出してましたよ。
ちなみに洋画部門はイーストウッド監督の「父親たちの星条旗」が第1位で、「硫黄島からの手紙」が第2位・・・イーストウッド監督はこれで3年連続の第1位です。
凄いですよね。
コメントありがとうございます♪
こちらでも、よろしくお願いします(^^)
そういえば、アカデミーの外国語映画に出品してたんですよね。
ノミネートされなくて残念ですが、映画の完成度は非常に高いと思います。
そして、そんなことよりも、大好きな映画なので、DVDで是非観て頂きたいですね♪
『ラブ☆コン』はまだ観てないっす(^^;
今度、観てみます♪
アカデミーの行方が興味深いですね☆
映画~。いいな~みたいな~。
昨日おすぎさんが、話題の映画をいろいろ紹介していて、
見たい!!って思った映画のタイトルも思い出せないusa-panです。^^;
このお正月にパイレーツオブカリビアとチョコレート工場(古い)
をみたんだけど、チョコレートはいまひとつだったかな~。
ジョニー・デップはいろいろ変身で楽しいけど・・・
毎週、ダヴィンチを見ようとレンタル屋に行ってますが・・・
ないです。
お久しぶりでございますぅ(^^)
お元気でございましょうか?
チョコ工場はミュージカルっぽい場面があるでしょ♪
ダ・ヴィンチってまだ人気があるんですね!
今年もどうぞよろしくです(^^)