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zoom RSS 『彼女がその名を知らない鳥たち』('17初鑑賞120・劇場)

<<   作成日時 : 2017/11/03 09:18   >>

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☆☆☆☆− (10段階評価で 8)
10月31日(火) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 13:15の回を鑑賞。


見どころ:
「九月が永遠に続けば」「ユリゴコロ」などの沼田まほかるの人気小説を実写映画化。
同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ身勝手な女と、彼女に執着するさえない中年男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。

メガホンを取るのは、『凶悪』などの白石和彌。
クセの強い二人を、『アズミ・ハルコは行方不明』などの蒼井優と『殿、利息でござる!』などの阿部サダヲが演じる。

あらすじ:
15歳年上の佐野陣治(阿部サダヲ)と共に生活している北原十和子(蒼井優)は、下品で地位も金もない佐野をさげすみながらも、彼の稼ぎに依存し自堕落に過ごしていた。

ある日、彼女は8年前に別れ、いまだに思いを断ち切れない黒崎に似た妻子持ちの男と出会い、彼との情事に溺れていく。
そんな折、北原は刑事から黒崎の失踪を知らされ、佐野がその件に関係しているのではないかと不安を抱き……。

(シネマトゥデイ)






ある意味、究極の純愛物語。
蒼井優の芝居の上手さは承知の通りですが、今作では阿部サダヲの上手さが引き立ったと思う。


予告編で阿部サダヲが「十和子、いったらあかん、いったらあかん!」と叫ぶ場面がやたら印象に残って
また全編関西ロケ(特に竹野内豊との場面は神戸)ということで、観に行ってきました。


阿部サダヲは見るからに、不潔で汚らしい中年男:陣治を演じております。
食事の時に、奥歯の差し歯を抜いたり、足の皮をめくったり。


蒼井優は、クレーマーで陣治のことを嫌悪感いっぱい罵倒しながらも、依存し続ける無職の女:十和子。
陣治と同棲しているのにも関わらず、昔の恋人:黒崎(竹野内豊)のことが忘れられず、さらには、デパートの時計売り場の主任:水島(松坂桃李)と不倫関係になる。


陣治がなぜそこまで十和子に執着するのか?
ほとんど、ストーカーと言ってもいいぐらい。


登場人物は皆、ゲスな奴ばっかり。 特に男性陣はゲスのゲス。 見た目は汚い陣治が一番マシ。


その昔の恋人:黒崎が、5年ほど前から失踪していることが解り、十和子の元に刑事が訪ねてくることから、ストーリーがおおきく動き始めます。




観終わった後、なにか、ずーっと心にへばりつくような感じが続いています。
陣治が最後にとった行動が、個人的にちょっと納得がいかなくて、そんなことをしても残された十和子がしんどい思いするだけとちがうんかと。


その解釈の違いで、大きく感想も変わると思う。 
ラスト・シーンで泣いている方もいましたが、自分は泣けなかった。


ただ、陣治の献身的な 深い愛情には感動。
確かに、こういう状況なら、ストーカーっぽい行動をとっても納得できる。
十和子のことが心配で心配で仕方ない。


主演二人の関西弁も違和感をあまり感じなく、じつに上手い演技だったと思います。
ここまでずーっと残るということは、すごく良い映画なんだと思う。








(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年10月28日(新宿バルト9ほか)
上映時間:2時間3分
制作:C&I
配給:クロックワークス
カラー/シネスコ


スタッフ
原作: 沼田まほかる
監督: 白石和彌
脚本: 浅野妙子

キャスト
北原十和子: 蒼井優
佐野陣治: 阿部サダヲ
水島真: 松坂桃李
國枝カヨ: 村川絵梨
酒田: 赤堀雅秋
野々山美鈴: 赤澤ムック
國枝: 中嶋しゅう
黒崎俊一: 竹野内豊




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彼女がその名を知らない鳥たち★★★・5
「九月が永遠に続けば」「ユリゴコロ」などの沼田まほかるの人気小説を実写映画化。同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ身勝手な女と、彼女に執着するさえない中年男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。メガホンを取るのは、『凶悪』などの白石和彌。クセの強い二人を、『アズミ・ハルコは行方不明』などの蒼井優と『殿、利息でござる!』などの阿部サダヲが演じる。 ...続きを見る
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