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zoom RSS 『ノクターナル・アニマルズ』('17初鑑賞125・劇場)

<<   作成日時 : 2017/11/15 00:05  

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☆☆☆☆− (10段階評価で 8)
11月9日(木) シネ・リーブル神戸 アネックス(旧:朝日ホール)にて、12:15の回を鑑賞。


見どころ:
『シングルマン』で監督デビューしたファッションデザイナー、トム・フォードがメガホンを取って放つサスペンスドラマ。
オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を基に、リッチな生活を送る主人公と彼女の元夫が書いた過激な小説の世界がリンクしていく様子を描く。

『アメリカン・ハッスル』などのエイミー・アダムスが主人公を演じる。
共演は『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホールや『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンら。

あらすじ:
アートギャラリーの経営者スーザン(エイミー・アダムス)は、夫ハットン(アーミー・ハマー)と裕福な生活をしていたが、心は空っぽだった。

ある日彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説が届く。

(シネマトゥデイ)









現実と小説の世界と過去、この3つが交差するミステリー作品。
『シングルマン』で監督デビューした、ファッション・デザイナー:トム・フォード監督作品。


映画の冒頭からびっくりの映像です。 超肥満体の老女のヌード・ダンス。
なんだこれは?と思っていると、これが現代アートの展示会で流れている映像。


主人公はアーティストのスーザン(エイミー・アダムス)。 すごい厚化粧してる。(^^;
個展に来なかった夫とは、最近上手くいってない。 夫は若い女と不倫。


そんなスーザンの元に、20年前に別れた元夫のエドワードから、出版前の自作の小説が届けられ
感想を求められる。 暴力的でハードボイルドな内容の小説を読み進めていく内に、自身の過去、元夫エドワードと出会った頃の記憶が蘇る・・・


・・・・といった内容。

小説の世界が、スーザンの頭で描いた映像となっており、主人公の男性は、元夫の姿をしています。
世界が変わる部分は、象徴的な映像や言葉が橋渡し的な役割をしており、観てて混乱することはない。


さて、この小説が、スーザンに対して元夫の復讐である、というのは劇中にもあるアート作品 ”REVENGE”(復讐というよりは仕返しという意味だそうで)が象徴している。


エドワードのことを 「繊細だから弱い」と言い放ったり、身籠った子を自分勝手に堕胎したり、不倫したり。
そんなスーザンに対する、自分の気持ちを小説にぶつけたものが「ノクターナル・アニマルズ」。


小説を読むうちに、不眠症になり文字通り「夜の獣」のような精神状態に追い込む。


ラスト・シーンでスーザン自身も、これはすべて自分に対する”REVENGE”なのだと理解したのでしょう。



小説の世界は荒涼たるテキサスが舞台。
バイオレンスでハードボイルドな世界が描かれています。 こういうの苦手な方も多いと思う。


現実世界は、高価なアート作品に囲まれた、ブルジョアな生活。
元ファッション・デザイナーの監督の美的センスが光る。


また、音楽もすごく美しいメロディー。 前作『シングルマン』でも、音楽がすごく印象的でした。


一度見ただけでは、全ては理解できない。
何度か、観たいと思う作品です。(^−^)





『シングルマン』の感想はコチラ



(C) Universal Pictures
英題:NOCTURNAL ANIMALS
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年11月3日(TOHOシネマズ シャンテほか)
上映時間:1時間56分
配給:ビターズ・エンド / パルコ
製作会社:FADE TO BLACK PRODUCTIONS INC
カラー/シネスコ

スタッフ
監督・脚本・製作: トム・フォード
製作: ロバート・サレルノ
原作: オースティン・ライト
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデザイン: シェーン・バレンティーノ
編集: ジョーン・ソーベル
音楽: アベル・コジェニオウスキ
衣装: アリアンヌ・フィリップス

キャスト
スーザン・モロー: エイミー・アダムス
トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド: ジェイク・ギレンホール
ボビー・アンディーズ: マイケル・シャノン
レイ・マーカス: アーロン・テイラー=ジョンソン
ローラ・ヘイスティングス: アイラ・フィッシャー
インディア・ヘイスティングス: エリー・バンバー
ハットン・モロー: アーミー・ハマー
ルー: カール・グルスマン
ターク: ロバート・アラマヨ
アン・サットン: ローラ・リニー
アレシア: アンドレア・ライズブロー
カルロス: マイケル・シーン
サマンサ・モロー: インディア・メニューズ





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ノクターナル・アニマルズ
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2017-10-11
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『ノクターナル・アニマルズ』 衝撃的な冒頭と味のあるラスト
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2017/11/14 19:26
ノクターナル・アニマルズ
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2017/11/18 12:32

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