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zoom RSS 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』('17初鑑賞49・劇場)

<<   作成日時 : 2017/05/21 11:41   >>

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☆☆☆☆☆彡 (10段階評価で 10+)
5月16日(火) シネ・リーブル神戸 スクリーン3にて 12:50の回を鑑賞。


見どころ:
マット・デイモンがプロデューサー、ケイシー・アフレックが主演を務め、数々の映画賞を席巻した人間ドラマ。
ボストン郊外で暮らす便利屋が兄が亡くなったのを機に帰郷し、16歳のおいの世話をしつつ自身が抱える過去のトラウマと向き合う姿が描かれる。

メガホンを取るのは、『ギャング・オブ・ニューヨーク』などの脚本を担当してきたケネス・ロナーガン。
共演には『ブルーバレンタイン』などのミシェル・ウィリアムズ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのカイル・チャンドラーらが名を連ねる。

あらすじ:
ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョー(カイル・チャンドラー)の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。

兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で16歳になるおいのパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり……。

(シネマトゥデイ)





ほとんど予備知識なく、鑑賞。
なので、最初は「マンチェスター」だからイギリスのお話だと思ってました。
アメリカのマサチューセッツ州に「マンチェスター・バイ・ザ・シー」って名の街があるんですね。


さて映画本編。

最初、主人公リー(ケイシー・アフレック)のアパート管理人としての(退屈な)日常が淡々と描かれ
ある日、兄が急死したと連絡があり、急遽 故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ることになります。


ここから、過去の出来事と今の出来事が代わる代わる描かれていきます。
リーが何故、誰も寄せ付けず孤独な生活を送っているのか、なぜ故郷に住むのをためらうのか。


お話としては至極暗く切ないんですが、ところどころにユーモアを挟み、登場人物のすごく深いところまで
観ているこちら側に想像させる・感じさせる脚本が本当に見事。

2017年アカデミーで脚本賞を獲ったのも充分頷けます。


悲劇の場面は、そのリアルさ(劇映画みたく変に誇張しない)に逆に涙。
その後の警察署での事情聴取の後の場面も、ものすごく自然で、実際そうなるのも理解できる。


あえて、細かく描かない観客に委ねる手法。


だから、解りやすいハッピーエンドとはならない。


「癒えない傷も、忘れられない痛みも、その心ごと生きていく」
ポスターにあるこの言葉が明確に表しています。


本当に良い映画を観た、そんな思いになりました。
また、人間の描き方が実に巧みですね。 脚本が本当に素晴らしい。
そして演者が本当に素晴らしい。


個人的に 2017アカデミーの作品賞は、この作品です。
映画を観終わってから、ずーっと、この映画のことが頭から離れない。

現時点での本年度 No.1 MOVIE です。







(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
英題:MANCHESTER BY THE SEA
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年5月13日
上映時間:2時間17分
配給:ビターズ・エンド / パルコ
製作会社:K Period Media / Pearl Street Films / The Media Farm / The A / Middleton Project / B Story
カラー/ビスタ


スタッフ
監督・脚本: ケネス・ロナーガン
プロデューサー: ローレン・ベック / マット・デイモン / クリス・ムーア / キンバリー・スチュワード / ライアン・ストウェル / ケヴィン・J・ウォルシュ
撮影: ジョディ・リー・ライプス
音楽: レスリー・バーバー
編集: ジェニファー・レイム
美術: フローレンシア・マーティン
衣装: メリッサ・トス
アソシエイトプロデューサー: ケイティ・パストーレ
製作総指揮: デクラン・ボールドウィン / ジョシュ・ゴッドフリー / ジョン・クラシンスキー / ビル・ミグリオーレ

キャスト
リー・チャンドラー: ケイシー・アフレック
ランディ: ミシェル・ウィリアムズ
ジョー・チャンドラー: カイル・チャンドラー
パトリック: ルーカス・ヘッジズ
エリーズ: グレッチェン・モル
シルヴィー: カーラ・ヘイワード
ジョージ: C・J・ウィルソン






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「Manchester by the Sea」 2016 USAボストンの住宅街で便利屋として生計をたてるリー・チャンドラーは孤独で短気な性格の男。ある日、兄のジョーが心臓発作で倒れたとの知らせを受け病院に向かう…リー・チャンドラーに「オーシャンズ13/2007」「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ザ・ブリザード/2016」「トリプル9 裏切りのコード/2015」のケイシー・アフレック。ジョー・チャンドラーに「アルゴ/2012」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「キャロル/2015」のカ... ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
TBありがとうございました。
何度か送ったのですが、TB反映されないようで残念です。
映画素晴らしかったですね。ケーシー・アづレックも...。
margot2005
URL
2017/05/21 20:09
margot2005さん>
コメントありがとうございます♪
TB、なぜか保留されてました。反映しましたのでご心配なく。
本当に素晴らしい映画でしたね。
心に染みるというのは、こういうことですね♪(^−^)
みはいる・B
2017/05/21 20:30

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