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zoom RSS 『KANO 〜1931海の向こうの甲子園〜』('15初鑑賞13・劇場)

<<   作成日時 : 2015/02/10 21:52   >>

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☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
2月6日(金) OSシネマズ ミント神戸 スクリーン4にて 14:50の回を鑑賞。


チェック:
日本統治下の1931年に台湾代表として見事甲子園出場を果たし、決勝まで進出した台南州立嘉義農林学校の実話を基に描く感動作。
『セデック・バレ』2部作などを手掛けたヒットメーカーのウェイ・ダーションが製作総指揮を務め、野球を通して友情と強い絆を育む監督と部員たちの熱いドラマを活写する。

永瀬正敏が鬼監督を熱演し、彼の妻を坂井真紀が好演。民族の壁を越え、一丸となって戦う球児たちのひたむきさと純真さに心打たれる。

ストーリー:
1929年、日本統治下にあった台湾で、近藤(永瀬正敏)は弱小チーム嘉義農林野球部の新監督に就任する。
日本人、台湾育ちの漢人、台湾原住民の混成チームは新監督の導きでそれぞれの能力をフルに発揮し、猛特訓にも必死で食らいついていく。
それまで連敗続きだったチームは少しずつ成長を遂げ、部員たちは甲子園を夢見るようになる。

(シネマトゥデイ)








今年に入って、この作品で既に3本目の野球映画の鑑賞です。
『バンクーバーの朝日』 『アゲイン 28年目の甲子園』・・・そして台湾映画の『KANO』


作品の冒頭、1930年代当時の台湾の状況が字幕で説明されます。日本公開版での補足説明。
この時代の台湾は日本の統治下(植民地)にあり、地元民は日本語を話し、日本名を名乗るように強制されていたそうです。

この映画と同じスタッフで作られた『セデック・バレ』では、同じ時代、台湾の原住民であるセデック族の武装蜂起が描かれていて、今回の映画とは描き方においては対極の位置にあるらしい。(未鑑賞)


この当時のことを知る人たちから見れば少々日本人を好意的に描きすぎだと、批判もあるそうです。


さて感想。

日本人・漢人・原住民との混成チームである嘉義農林野球部。
民族の違いを越えて、共に一致団結し、甲子園出場そして優勝を目標にがんばる姿にただただ見入ってしまいます。


3時間以上ある上映時間がまったく気にならない。


後半、当時の甲子園での試合場面は、本当にその場で試合を見つめているかのような臨場感があり、文字通り、息をのむ展開でありました。


血まみれのボールと 「打たせろ!俺たちにまかせろ!」 のセリフ。
涙腺決壊でした。



少々荒いVFX(CG)で描かれた、当時の甲子園の姿は 
当然ではありますが、今の甲子園とはかなり違います。


前半での台湾の場面で、メンバーのことをじっくりしっかり描いている。
たどたどしい日本語、身内だけの時は台湾語だったり、原住民の言葉だったり。
全体の90%以上が日本語での演技。


これが逆の立場だったら、こういう作品が作れただろうかと疑問に思う。

台湾の人々の日本に対する複雑な思いが見え隠れします。
・・・でも、中国や韓国にくらべると、かなり好意的であるのは確か。



はやくも 今年のBEST上位に入る作品です。 日本人はしっかり観るべき。






英題:KANO
製作年:2014年
製作国:台湾
日本公開:2015年1月24日
上映時間:3時間5分
制作:果子電影有限公司
提供・配給:ショウゲート
カラー/シネスコ

スタッフ
製作総指揮・脚本・プロデューサー: ウェイ・ダーション
監督: マー・ジーシアン
脚本: チェン・チャウェイ
プロデューサー: ジミー・ファン
音楽: 佐藤直紀
主題歌: Rake / 中孝介 / ファン・イーチェン / スミン / ルオ・メイリン

キャスト
永瀬正敏、大沢たかお、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン、チェン・ジンホン
チャン・ホンイー、ジョン・ヤンチェン、シェ・ジュンチャン、シェ・ジュンジエ
大倉裕真、飯田のえる、山室光太朗、チェン・ヨンシン、チョウ・シュンハオ
チェン・ビンホン、ツァイ・ヨウフォン、ウェイ・チーアン




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KANO 〜1931海の向こうの甲子園〜
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だらだら無気力ブログ!
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
見応えある映画ですね。日本人の非道ぶりは『セデック・バレ』で描写済みのためか、本作はうってかわって暖かな交流がメインでした。

>この当時のことを知る人たちから見れば少々日本人を好意的に描きすぎだと、批判もあるそうです。

私が目にした報道等では、当時のことを知る人たちというよりも、当時のことを知らない人たちから日本を好意的に描きすぎだと批判されているように思いました。日本統治時代から台湾にいた人(と、それに連なる人たち)と、日本統治以降に中国大陸から来た人(と、それに連なる人たち)が混在していますから、台湾の事情も複雑ですね。

>これが逆の立場だったら、こういう作品が作れただろうかと疑問に思う。

同感です。
日本映画界が取り上げていない題材は、まだたくさんあるのですね。
ナドレック
URL
2015/02/15 14:35
ナドレックさん>
コメントありがとうございます♪
『セデック・バレ』まだ未鑑賞なので、観ていきたいと思います。
『海角7号』を観て、こんなに好意的に描かれるのは意外だったですね。
どうしても、中国・韓国のような反応しか想像できなくて。
まだまだ、知らないことが多すぎるように思いました。
日本映画のレベルアップもまだまだ必要ですね。(^−^)
みはいる・B
2015/02/15 15:45

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