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zoom RSS 『乱』 (WOWOW)

<<   作成日時 : 2011/10/01 21:52   >>

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☆☆☆☆− (10段階評価で 8)
9月27日(火) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。


解説・あらすじ:
シェイクスピアの『リア王』を毛利3兄弟の物語に大胆に翻案して描いた絢爛豪華な戦国絵巻。

過酷な戦国時代を生き抜いてきた猛将、一文字秀虎は70歳を迎え、家督を3人の息子に譲る
決心をする。

長男太郎は家督と一の城を、次郎は二の城を、三郎は三の城をそれぞれ守り協力し合うよう
に命じ、自分は三つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げた。

しかし、秀虎を待っていたのは息子たちの反逆と骨肉の争いだった。
やがて、秀虎はショックのあまり発狂してしまう。
(Yahoo! 映画より)






平日午前中に放送の「歴史スペクタクル特集」で放送されました。
この映画を観るのは、4回目ぐらい。(たぶん・・・)


映画館に通うようになった頃に、この映画の予告編を何度も観ていました。
でもその当時の自分の好みは、SFX(特殊視覚効果)を使った映画:いわゆる特撮映画を観る
のが目的でしたので、『乱』は全く観る気がしなかった。(^^;;


数年して、テレビで放送したのを観ましたが、当時まだまだガキんちょの自分には
ただただ、退屈な映画としか感じられませんでした。


その後、何度か断片的に、また、NHKの特集で観たりするたびに、感じ方が変わっていくん
ですよねぇ。 だてに歳は重ねてないっていうか・・・


作品の内容についてはここでいう必要はないぐらいの名作です。
個人的に、黒澤明監督作品では、初期の『蜘蛛巣城(くものすじょう)』がなぜか好みなのです。


『蜘蛛巣城』と『乱』 
共通してるところは、どちらも シェイクスピアの戯曲が基になってるところ。
『蜘蛛巣城』は『マクベス』、『乱』は『リア王』


根底に流れる、シェイクスピアの奥深さを感じるのですが、今回再度鑑賞して、主人公:秀虎
を演じる、仲代達矢さんの演技で身体が震えるほどの衝撃を感じました。


長男と次男に攻め込まれた、三の城。
燃え盛る三の城から出てくる場面、何度も観てるはずなんですが、なぜか震えた。
その演技から、ものすごい気迫・・・秀虎の立場からしたら、とてつもない絶望感、
気が狂わんばかりの負のエネルギーが伝わってきて、強烈な体験をしました。


自分もやっと この映画のすごさが解るようになってきたのかなぁ・・・。



すべての原因は秀虎の過去の悪行(戦国時代なので当人は悪行とは思ってないのでしょうけども)
によるものなんですが、長男に家督を譲ることですべてが崩壊してしまいます。


長男の正室:楓(かえで)の方  この女が恐ろしい。
秀虎に親兄弟を殺された恨みから、この一族を滅ぼそうと画策。

おんなは怖いです。



終盤の悲劇。 人間の業を炙り出したような描写。
人物の顔のアップがまったくなくて、遠くから映した絵がほとんど。
小さな人間が殺しあう愚かさを冷静に眺めているような、そんな作品です。


原色の色彩を使った衣装に映像、武満徹担当の音楽、すべてが調和した最高の芸術作品。

これからもことあるごとに、何度も鑑賞すると思います。








1985年/日本・フランス/162分/ビスタ/
監督:黒澤明/脚本:黒澤明 、小國英雄 、井手雅人/
出演:仲代達矢、寺尾聰、根津甚八、隆大介、原田美枝子、ピーター/




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